【厳選】おすすめの社内SNS完全無料ツール4選

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現代のビジネス環境において、迅速かつ効率的なコミュニケーションは企業の成功に不可欠です。
特に、新型コロナウイルスの影響でテレワークが普及した今、社内のコミュニケーション方法にも変革が求められています。
このような状況の中、社内SNSは従業員間のコミュニケーションを促進し、チームワークを強化する強力なツールとして注目を集めています。
社内SNSは、従業員がリアルタイムで情報を共有し、プロジェクトの進捗を管理し、さまざまな部門やチーム間での協力を促進するプラットフォームです。
これにより、企業は柔軟かつ迅速に市場の変化に対応し、イノベーションを加速することが可能になります。
また、社内SNSは従業員のエンゲージメントを高め、社内のコミュニケーションギャップを解消することで、働きがいのある職場環境を作り出すことにも貢献します。

社内SNS選びのポイント

    社内SNSを選択する際には、いくつかの重要なポイントを考慮する必要があります。
    最適なツールを選ぶことで、導入後の利用率を高め、企業内コミュニケーションの質を向上させることができます。

    機能性

    選択する社内SNSは、企業のニーズに合った機能を提供している必要があります。
    基本的なメッセージング機能から始まり、ファイル共有、タスク管理、ビデオ会議など、チームの協働を支援するための機能が充実しているかを確認しましょう。
    また、社内の既存システムやツールとの連携が可能かどうかも重要なポイントです。

    ユーザビリティ

    社内SNSのユーザビリティは、従業員が日常的に利用するかどうかを左右します。
    直感的で使いやすいインターフェースを持つツールを選ぶことで、従業員の学習コストを低減し、導入後の利用率を高めることができます。
    実際にツールを試用し、従業員にもフィードバックを求めることが推奨されます。

    セキュリティ

    企業の機密情報を扱うため、選択する社内SNSは高いセキュリティ基準を満たしている必要があります。
    データの暗号化、アクセス管理、セキュリティポリシーのカスタマイズ性など、セキュリティ関連の機能を詳細に確認しましょう。
    また、ツールの提供元が定期的なセキュリティアップデートを行っているかも重要なチェックポイントです。

    コストパフォーマンス

    多くの社内SNSは基本機能を無料で提供していますが、企業の規模や必要な機能によっては有料プランへのアップグレードが必要になる場合があります。
    長期的なコストを考慮し、企業の予算内で最大の価値を提供するツールを選択することが重要です。
    無料プランと有料プランの機能を比較し、必要な機能が含まれているかを確認しましょう。

    社内SNSを選択する際には、これらのポイントを総合的に考慮することが重要です。
    適切なツールを選択することで、企業は効率的なコミュニケーションを実現し、チームワークを強化し、最終的にはビジネスの成功に貢献することができます。

    1:Chatwork(チャットワーク)

    Chatworkは、ビジネスシーンに特化したコミュニケーションツールです。
    直感的な操作性と豊富な機能で、多くの企業に採用されています。
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    • 主要機能
      リアルタイムメッセージング
      チームメンバーやプロジェクトごとにグループを作成し、リアルタイムでのコミュニケーションを可能にします。
      タスク管理
      タスクの割り当てや期限設定、進捗管理を行うことができ、プロジェクトの進行状況を一目で把握できます。
      ファイル共有
      ドキュメントや画像などのファイルを簡単に共有し、管理することができます。
      ビデオ会議
      遠隔地にいるチームメンバーとも顔を合わせてのミーティングが可能です。

    • メリット
      高いセキュリティ
      ビジネス用途に特化しているため、セキュリティ面が強化されています。企業の機密情報も安心して扱うことができます。
      使いやすさ
      直感的なUI/UXにより、誰でも簡単に使いこなすことができます。研修や導入支援も充実しているため、企業での導入もスムーズです。
      多機能性
      メッセージングだけでなく、タスク管理やファイル共有、ビデオ会議など、ビジネスに必要な機能が一通り揃っています。

    • デメリット
      有料プランへの移行
      基本機能は無料で利用できますが、より高度な機能や大規模な利用を考えると、有料プランへの移行が必要になる場合があります。

    2:Slack(スラック)

    Slackは、世界中の企業で広く利用されているコミュニケーションツールです。
    その柔軟性と高度なカスタマイズ性で、多様なビジネスニーズに対応します。
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    • 主要機能
      チャンネルベースのメッセージング
      プロジェクトやトピックごとにチャンネルを作成し、関連するコミュニケーションを一箇所に集約できます。
      アプリ連携
      TrelloやGoogle Driveなど、外部のアプリケーションとの連携が可能です。これにより、作業の効率化が図れます。
      カスタマイズ可能な通知
      重要なメッセージやタスクに対する通知をカスタマイズすることができ、情報の見逃しを防ぎます。

    • メリット
      豊富なアプリ連携
      多数の外部アプリとの連携により、作業の効率化が図れます。情報の一元管理も容易になります。
      高度なカスタマイズ性
      チームのニーズに合わせて通知設定やアプリ連携をカスタマイズできるため、柔軟な運用が可能です。

    • デメリット
      学習コスト
      機能が豊富であるがゆえに、初めて利用するユーザーには学習コストがかかる可能性があります。

    3:Workplace(ワークプレイス)

    Workplaceは、Facebookが提供する企業向けコミュニケーションツールです。
    Facebookと同様のインターフェースを持ち、従業員がすぐに馴染める設計が特徴です。
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    • 主要機能
      ニュースフィード
      企業のアップデートやニュースを共有する中心的な場所です。
      グループ
      プロジェクトや部署ごとにグループを作成し、関連する情報を共有できます。
      ライブビデオ
      会議やプレゼンテーションをライブ配信し、リアルタイムでのフィードバックを得ることができます。

    • メリット
      Workplaceの最大のメリットは、Facebookユーザーにとって非常に使いやすい点です。
      多くの人がプライベートでFacebookを使用しているため、新たに操作方法を覚える必要がありません。
      また、多言語に対応しており、世界中の拠点を持つ企業にとっても便利なツールです。

    • デメリット
      一方で、Workplaceを導入する際の懸念点として、プライベートなFacebookアカウントとの境界があいまいになることが挙げられます。
      業務用のアカウントとプライベートのアカウントを分けることは可能ですが、従業員にとっては二つのアカウントを管理することになり、混乱を招く可能性があります。

    4:LINE WORKS(ラインワークス)

    LINE WORKSは、日本で広く利用されているコミュニケーションアプリ「LINE」のビジネス版です。
    日本国内での高い認知度と利用率が魅力の一つです。
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    • 主要機能
      メッセージング: 個別またはグループでのメッセージのやり取りが可能です。
      無料通話・ビデオ通話: 国内外問わず、無料で通話やビデオ通話を行うことができます。
      カレンダー共有: スケジュール管理をチーム内で共有し、予定の調整を行うことができます。
      アンケート機能: 簡単にアンケートを作成し、従業員の意見を集めることができます。

    • メリット
      LINE WORKSの最大のメリットは、多くの日本人が日常的にLINEを使用しているため、新たに操作方法を学ぶ必要がない点です。
      また、モバイルファーストの設計により、外出先からでもスムーズにコミュニケーションを取ることができます。

    • デメリット
      海外ユーザーとのコミュニケーションには不向きな場合があります。
      LINEは日本国内で非常に人気がありますが、海外ではその認知度は低いため、国際的なビジネスを展開する企業にとっては、他のグローバルに普及しているツールの方が適しているかもしれません。

    社内SNS導入時の注意点

    社内SNSの導入は、企業のコミュニケーション効率を飛躍的に向上させる一方で、いくつかの重要な注意点があります。
    これらのポイントを理解し、適切に対処することで、導入後のトラブルを避け、社内SNSを最大限に活用することができます。

    ・従業員のプライバシー保護

    社内SNSでは従業員の個人情報や業務上の情報がやり取りされます。
    そのため、プライバシー保護は最優先事項となります。従業員が安心して情報を共有できる環境を整えるためには、以下の対策が考えられます。

    • データ保護ポリシーの策定
      どのような情報が共有され、誰がその情報にアクセスできるのかを明確にするためのポリシーを策定し、従業員に周知します。

    • アクセス権限の管理
      情報へのアクセスは必要最低限の人に限定し、権限管理を徹底します。特に機密情報の取り扱いには細心の注意が必要です。

    • 定期的なセキュリティ研修
      従業員に対して、個人情報保護やセキュリティ意識の向上を目的とした研修を定期的に実施します。

    ・セキュリティ対策

    社内SNSを通じて共有される情報の中には、企業の機密情報も含まれる可能性があります。
    そのため、セキュリティ対策は非常に重要です。

    • エンドツーエンド暗号化
      通信の暗号化を行い、第三者によるデータの傍受を防ぎます。

    • 定期的なセキュリティチェック
      セキュリティの専門家による定期的な監査を実施し、脆弱性を早期に発見し対処します。

    • 二要素認証の導入
      アカウントの安全性を高めるため、ログイン時に二要素認証を導入します。

    ・従業員のトレーニング

    社内SNSの効果的な利用を促進するためには、従業員への適切なトレーニングが不可欠です。
    特に、新しいツールの導入初期には、以下のようなトレーニングが有効です。

    • 基本操作のトレーニング
      社内SNSの基本的な使い方や機能について、従業員が理解しやすいように指導します。

    • ベストプラクティスの共有
      効果的な情報共有方法や、コミュニケーションのベストプラクティスを共有します。

    • セキュリティ意識の向上
      情報漏洩を防ぐためのセキュリティ意識を高めるトレーニングを実施します。

    社内SNSの導入は、これらの注意点を慎重に考慮し、計画的に進めることが成功の鍵となります。
    適切な準備と従業員へのサポートを通じて、社内SNSは企業のコミュニケーションと協働を大きく向上させることができるでしょう。

    まとめ:社内SNSを活用して企業コミュニケーションを革新しよう

    社内SNSの導入は、現代の企業が直面するコミュニケーションの課題を解決し、効率的で生産的な職場環境を実現するための鍵となります。
    Chatwork、Slack、Workplace、LINE WORKSといった各種ツールは、それぞれ独自の機能とメリットを提供し、企業のさまざまなニーズに応えることができます。

    しかし、その効果を最大限に引き出すためには、従業員のプライバシー保護、セキュリティ対策、そして適切なトレーニングという重要な要素を考慮する必要があります。
    社内SNSを活用することで、従業員間のコミュニケーションが活性化し、情報共有がスムーズになります。
    これにより、チームワークが向上し、プロジェクトの進行が加速します。
    また、従業員が自ら情報を発信し、意見を交換する文化が育まれることで、イノベーションの創出にもつながります。

    さらに、リモートワークやフレキシブルな働き方が普及する中で、社内SNSは地理的な制約を超えたコミュニケーションを可能にし、企業の柔軟性と対応力を高めることにも貢献します。
    社内SNSの導入と運用には、確かに多くの挑戦が伴います。
    しかし、これらの挑戦を乗り越えることで、企業は従業員のエンゲージメントを高め、組織全体の生産性を向上させることができます。
    適切なツールの選定から始まり、従業員のニーズに合わせたカスタマイズ、そして継続的な評価と改善を行うことで、社内SNSは企業コミュニケーションの革新を実現する強力なツールとなるでしょう。

    プロモーションチーム 町田あや

    筆者:
    プロモーションチーム 町田あや

    新卒でHR業界へ入社し、キャリアアドバイザーとして企業と働きたい人たちの橋渡しに奔走。人材不足に悩む企業の採用ブランディングから、人材育成プログラムの構築や新人研修サポートまでさまざまな業務に従事。自分自身の可能性を広げるためTech系企業への転職活動をしていたところ、「社員が会社のファンになる」というSOLANOWAのコンセプトに共感してスカイアークへ入社。これまでHR業界に携わってきた経験を活かしたコンテンツ制作などプロモーション業務を担当中。

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