いよいよ本格的な夏が到来し、一年の中で最も日差しが強く、活気に満ち溢れる季節がやってきました。
開放的な気分になる一方で、暑さにバテてしまいがちな時期でもあります。
社内報が一番読まれるのは、春だという説があるそうです。
その理由は、入社式や全社キックオフなど、新入社員を迎えて社内でも大きなイベントが続き、何かと話題が豊富な時期のためです。
普段はあまり社内報に目を通さないけど、この時期だけは読むというという人も多いと言います。
話題にこと欠かない春が過ぎ、自由に企画ができる夏に向けたコンテンツのアイデアがなかなか浮かばない...と悩む社内報担当者も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、季節を「夏」に限定して、6月〜8月の社内報で使える定番のコンテンツや、つい読みたくなるコンテンツのアイデアをご紹介します。
目次
●夏はアクティブシーズンならではのネタが豊富
●6月におすすめのコンテンツアイデア
●7月におすすめのコンテンツアイデア
●8月におすすめのコンテンツアイデア
●夏だからこそ、新入社員の声を聞いてみるのもおすすめです!
●まとめ
夏はアクティブシーズンならではのネタが豊富
夏といえば、海やプールにキャンプ、花火や夏祭りなどアクティブなイベントがたくさんあります。
従業員の趣味や好きなことに共通するようなイベントが目白押しなシーズンとも言えるので、アンケート企画や写真投稿など、従業員を巻き込む企画で盛り上がることが期待できるでしょう。
全国に店鋪や拠点を抱える企業であれば、各地で開催される様々なイベント情報を紹介することができます。例えば、海水浴場やプール、花火大会、夏祭り、BBQなど、従業員がプライベートで楽しめるイベント情報を集めて紹介したり、福利厚生で使えるサービスなどがあれば、合わせて告知すると有益です。
ここからは、夏を快適に過ごす方法、イベントに寄せたネタでコミュニケーションをはかる企画など、幅広く夏のコンテンツアイデアをご紹介します。
6月におすすめのコンテンツアイデア
6月といえば梅雨シーズン。そして5月の大型連休が終わり、休み明けの仕事を憂鬱に感じてしまう「ブルー症候群」が起こりやすいときです。気持ちも行動もこもりがちな時期は、パーっと明るくなれる、気分転換になるような楽しめる企画がおすすめです。他にも、6月は「世界環境デー(6月5日)」があるので、自社の取り組みなどを周知するコンテンツも学びになります。
- 父の日のエピソード、プレゼントのアイデア
6月には「父の日」があります。
父の日にプレゼントとしておすすめの商品やアイデア、例えばグルメなお土産や、健康グッズなどを紹介する企画です。
他にも、父の日のエピソードで昔の思い出やもらってうれしかったプレゼント、従業員の家族から似顔絵を書いてもらって発表する企画もおすすめです。 - 梅雨の過ごし方ライフハック術
梅雨の時期に向けたおすすめの防水グッズやレインコートの紹介や、快適に過ごすためのライフハック術を紹介する企画です。
ジメジメした気分になりがちな時期だからこそ、身体を動かしてリフレッシュするためにアイデアとして、お部屋でできるストレッチやトレーニングなどの紹介も、従業員の健康促進になるでしょう。 - ・雨の日の社内レクリエーション
外出が億劫になる時期を逆手に取って、社内で楽しめるレクリエーションを企画したり、のアイデアを紹介することもできます。
例えば、従業員同士でボードゲームをする、映画を観る、またはランチ会を開催するなど、オフラインでもオンラインでも楽しめるアイデアがたくさんあります。
社内コミュニケーション活性化にもつながります。 - ・世界環境デー(6月5日)に自社のSDGsを考えてみよう
6月は「世界環境デー(6月5日)」があります。
SDGsは現在、世界の"共通言語"として企業活動にも深く関わるようになる一方で、その取り組みはまだまだこれからという企業も多いのではないでしょうか。
すでに取り組みを始めている企業であれば、この機会に企業内のプロジェクトとSDGsを結びつける企画、たとえば「20年後のわたしたち」をテーマにした若手社員の座談会など、従業員へSDGsの浸透をうながす効果が期待ができます。 - ・時の記念日(6月10日)アンケート「あなたの特別な瞬間は?」
少しニッチな話題ではありますが、6月には「時の記念日(6月10日)」があります。
余暇の過ごし方はもちろん、どんな瞬間に喜びや楽しさ、生きがいを感じるかアンケートを集計したり、エピソードを投稿してもらいます。
従業員一人ひとりの多様な価値観を知ることで、相互理解が深められるでしょう。
7月におすすめのコンテンツアイデア
7月は夏の真っ盛りであると同時に、上半期の総括や下半期のスタートなどもあります。
時節に合わせた定番の七夕ネタはもちろん、上半期の業績や成果、取り組みなどを振り返る企画も用意することで、理念やビジョンの浸透につながるでしょう。
- 星に願いを「未来の自分へ願うことは?」
七夕といえば短冊に願い事を書く習わしにちなんで、未来の自分への願いを集める企画です。
3年後、5年後、10年後など、叶えたい夢を描くことで仕事に対する目標を定めるきっかけになるかもしれません。
1年後なら、来年は願いが叶ったかの振り返り記事もセットできそうです。 - 上半期の振り返りレポート
7月は上半期の総括を行うタイミングです。
社内報で、上半期の業績や成果、取り組みなどを振り返ることができます。
また、従業員の功績なども紹介し、健闘を讃えてMVPを選出したり表彰などを行うことで、従業員のモチベーションアップにつなげることができます。 - どこよりもわかりやすい決算報告企画
上半期の総括に伴い、決算報告など社外に公表されるIR資料を用意する企業も多いと思います。
しかしながら、そういった資料を従業員がしっかりと目を通して理解しているかというと、残念ながらそうとは言えないのが現状ではないでしょうか。
エンゲージメントを高めるためには、自社を知ることが欠かせません。
わかりにくく難しい決算報告を、従業員が理解できるようにグラフや図を活用してまとめたり、なぜその結果になったかの背景も短い文章で補説すると、それだけで説得力ある企画になるのでおすすめです。 - 福利厚生で楽しむ夏やすみ
夏季休暇の過ごし方の提案と同時に、福利厚生を周知する企画です。 福利厚生が利用できる場所や施設の紹介や、利用したことがある従業員から口コミを募ると旅行サイトのようで面白くなりそうです。 利用するための申請方法まで合わせて記事にしておくと良いでしょう。 - 夏を乗り切るクールビズファッション
最新のトレンド情報を取り入れた夏のファッションアイテムや、コーディネートのアイデアを紹介する企画です。例えば、外回りやスーツ着用が多い営業担当者が教える汗をかいても平気なファッションや、テレワーク中におすすめなアイテムなど、の着こなし方やアイデアを提案することができます。 社内のおしゃれな従業員のスナップを募集するのも盛り上がりそうです。
8月におすすめのコンテンツアイデア
8月といえば世間では夏休みやお盆休みシーズン。猛暑で体調を崩しやすい時期でもあり、9月が決算の時期の企業であれば追い込みの時期でもあります。
夏を乗り切るためにも、楽しめる企画を中心として、従業員の気持ちを盛り上げるようなコンテンツがおすすめです。
- 暑気払いプレイリスト「あなたのパワーソングは?」
音楽やエンタメ系のネタは世代を超えて盛り上がれる鉄板ネタでもあります。聴くだけで夏バテを吹き飛ばせる、力が湧いてくるパワーソングをテーマにおすすめの曲を募集し、集まった曲をプレイリストとして公開する企画です。Web社内報の場合は、YouTubeなど外部リンクを貼れる機能が搭載されていることが多いので、プレイリストをそのまま聴いてもらえるようなページにするとアクセス数の向上も狙えるでしょう。 - 猛暑を乗り切る健康管理
猛暑が当たり前の昨今の夏、体調管理への意識を促す企画です。
企業として従業員の健康を管理するという面からも、取り入れておきたい内容です。
テレワークでも室内で熱中症のリスクがあることを改めて伝え、適した服装や水分補給など具体的な対策を掲載すると良いでしょう。
他にも、夏バテに効くサッと作れる時短メニューを募集・紹介したり、テレワークでエアコンを上手に使う方法などライフハック系も喜ばれそうです。 - 猛暑を乗り切るグルメ特集
健康管理と並行して、食べることから猛暑を乗り切るアイデアを紹介するグルメ特集です。
例えば、夏に限定したメニューに絞り込んで「オフィスご近所No.1冷やし中華決定戦」のように、グルメ情報をオフィス近辺にすると、従業員の間で話題に上がりやすくなるでしょう。
他にも、夏ならではのメニューとして「本当は教えたくないカキ氷の名店」や「おすすめビアガーデンベスト5」などもおすすめです。 - これぞ日本の夏!自慢の夏祭り特集
日本の夏を象徴する、お祭りや花火大会を特集する企画です。 出身地や地元のおすすめのお祭りや花火大会を紹介する記事は、写真を多く使うとより賑やかな雰囲気で楽しめます。 全国各地に拠点や支店がある企業であれば、職場近くで行われるイベントを紹介する企画は、従業員同志のコミュニケーション活性化のきっかけになります。 - 夏の思い出スナップコンテスト
夏季休暇で行った場所や、体験したことを報告する企画として、思い出の写真も一緒に投稿してもらうコンテストです。
最優秀作品にはちょっとした景品を贈るなど企画すると、従業員の関心を集められそうです。
また、こうした投稿コンテストを実施すると従業員同士の会話のきっかけが生まれやすいので、コミュニケーション活性化も期待できるでしょう。
夏だからこそ、新入社員の声を聞いてみるのもおすすめです!
夏だからこそおすすめしたい企画として、新入社員のフォロー企画があります。
ポイントは、春から入社して数か月たったタイミングで聞いてみることです。
入社直後ではわからない、数ヶ月経過したからこそ感じる自社のいいところや驚いたことを聞いてみると、既存の従業員も自社を新たな視点で見るきっかけになります。
たとえば「新入社員○か月目の同期座談会」などの企画を行えば、新入社員の不安を拾いあげ、フォローできるかもしれません。
人材不足の昨今、離職率を軽減するためにもこうしたフォロー企画はおすすめです。
まとめ
社内報を従業員に読んでもらうためには、定期的な更新が欠かせません。
そして決まったタイミングで更新するためには、コンテンツつまりネタが必要です。
紙でもWebでもコンテンツのネタ切れに悩む時は、季節に寄せたネタを取り入れることも1つの解決策です。
今回ピックアップした6月〜8月の社内報で使える春の定番のコンテンツアイデアの他にも、おすすめのアイデア集をまとめた記事がありますので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:Web社内報コンテンツ企画ネタ12ヶ月分!季節別テーマ24選と成功する秘訣
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タイムライン形式でハッシュタグなどSNS感覚で利用することができ、またアーカイブ機能やテキスト検索により従来のストック型としても利用できるなど、読者が使いやすい仕様になっています。
また、いいねやハート、顔文字などのリアクションボタンやコメント機能など従業員間のコミュニケーションを促す機能も備えています。
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