社内SNSを選択する際には、いくつかの重要なポイントを考慮する必要があります。
最適なツールを選ぶことで、導入後の利用率を高め、企業内コミュニケーションの質を向上させることができます。
目次
●社内SNSの選定基準
●1:SOLANOWA/圧倒的なコストと豊富な機能
●2:ourly(アワリー)/閲覧率や読了率の分析機能を搭載
●3:Workplace/多FacebookのUIを活用したコミュニケーションツール
●4:TUNAG(ツナグ)/利用状況を可視化するダッシュボード機能搭載
●5:Talknote/多シンプルさと使いやすさを重視
●6:Yammer/多大企業向けのエンタープライズSNS
●7:Microsoft Teams/多協働とコミュニケーションの統合プラットフォーム
●8:WowTalk/多モバイルファーストのコミュニケーション
●9:direct/多セキュリティとプライバシーを重視
●10:ナレカン/多プロジェクト管理とコミュニケーションの融合
●まとめ:社内SNSの選択と活用
社内SNSの選定基準
- 機能性
選択する社内SNSは、企業のニーズに合った機能を提供している必要があります。
基本的なメッセージング機能から始まり、ファイル共有、タスク管理、ビデオ会議など、チームの協働を支援するための機能が充実しているかを確認しましょう。
また、社内の既存システムやツールとの連携が可能かどうかも重要なポイントです。 - ユーザビリティ
社内SNSのユーザビリティは、従業員が日常的に利用するかどうかを左右します。
直感的で使いやすいインターフェースを持つツールを選ぶことで、従業員の学習コストを低減し、導入後の利用率を高めることができます。
実際にツールを試用し、従業員にもフィードバックを求めることが推奨されます。 - セキュリティ
企業の機密情報を扱うため、選択する社内SNSは高いセキュリティ基準を満たしている必要があります。
データの暗号化、アクセス管理、セキュリティポリシーのカスタマイズ性など、セキュリティ関連の機能を詳細に確認しましょう。
また、ツールの提供元が定期的なセキュリティアップデートを行っているかも重要なチェックポイントです。 - コストパフォーマンス
多くの社内SNSは基本機能を無料で提供していますが、企業の規模や必要な機能によっては有料プランへのアップグレードが必要になる場合があります。
長期的なコストを考慮し、企業の予算内で最大の価値を提供するツールを選択することが重要です。
無料プランと有料プランの機能を比較し、必要な機能が含まれているかを確認しましょう。
社内SNSを選択する際には、これらのポイントを総合的に考慮することが重要です。
適切なツールを選択することで、企業は効率的なコミュニケーションを実現し、チームワークを強化し、最終的にはビジネスの成功に貢献することができます。
1:SOLANOWA/圧倒的なコストと豊富な機能
サービスサイトURL
SOLANOWAは、社内コミュニケーションを促進し、情報共有を効率化するためのWeb社内報アプリです。
直感的なインターフェースとシンプルなデザインで、従業員が簡単に情報を閲覧・共有できます。
ユーザー単価40円という低価格で圧倒的なコストパフォーマンスを誇り、人数を気にせず気軽にアカウント発行できます。
SOLANOWAの特徴は、ストック型とフロー型のメリットを兼ね備えている点です。
情報をアーカイブし管理することが可能であるだけでなく、チャット機能やコメント機能を備えており、リアルタイムでの意見交換やディスカッションが可能です。
他にも、メールアドレスによる認証を不要とした「誰でもログイン機能」により、パート・アルバイトなどのメールアドレスを所有しない従業員をはじめ、家族やOB・OG、そして企業を取り巻くすべてのステークホルダーとコミュニケーションをはかることができます。
2:ourly(アワリー)/閲覧率や読了率の分析機能を搭載
サービスサイトURL
ourlyは、 直感的な操作性とシンプルなデザインが特徴で、社員がストレスなく利用できます。
社内の最新情報やニュースをリアルタイムに共有できるため、情報伝達のスピードが向上します。
管理画面もシンプルで、ITサービスに不慣れな人でも簡単に運用ができます。
ourlyの特徴は、蓄積されたデータと知見による提案力で、どの記事がどれくらい読まれているのか、部署・役職など様々なユーザー属性別にどんなユーザーが見ているのかを把握することが可能です。
ユーザーの行動分析やコンテンツの閲覧状況などを分かりやすく可視化し、効果的なコンテンツ戦略の立案に役立ちます。
3:Workplace/FacebookのUIを活用したコミュニケーションツール
サービスサイトURL
Workplaceは、Facebookが提供する企業向けのコミュニケーションプラットフォームです。
Facebookと同じユーザーインターフェースを採用しているため、多くのユーザーが迅速に慣れることができる最大の特徴を持っています。
無料プランから利用開始でき、必要に応じてプレミアム機能へのアップグレードも可能です。
ニュースフィード、グループ、インスタントメッセージ、ビデオコールなど、Facebookでお馴染みの機能をビジネス環境に適応させています。
多言語対応もされており、世界中の拠点を持つ企業にとっても便利なツールです。
ただし、プライベートなFacebookアカウントと業務用アカウントの境界があいまいになる可能性があるため、適切なガイドラインの設定が推奨されます。
4:TUNAG(ツナグ)/利用状況を可視化するダッシュボード機能搭載
TUNAGは、チームや部署間のコラボレーションを促進するためのWebサービスです。
グループチャットやフォーラム機能を備えており、プロジェクトや課題に関する情報共有がスムーズに行えます。
機密性の高い情報を安全に共有できるよう、厳重なセキュリティ対策が施されています。
TUNAGの特徴は、利用状況を可視化するダッシュボード機能を搭載している点です。
利用状況を企業ごとにカスタマイズしてデータ集計しグラフ化する機能で、直感的に状況を把握できるようグラフ化した社内のアクションデータを活用し、人事戦略や経営戦略と連動させた社内施策を企画・改善することができます。
5:Talknote/シンプルさと使いやすさを重視
Talknoteは、特に中小企業やスタートアップに適したシンプルで使いやすい社内SNSツールです。
ユーザーはリアルタイムで情報を共有したり、プロジェクトの進捗をチーム内で共有したりすることができます。
主要機能には、テキストベースのメッセージング、タスク管理、ファイル共有などがあり、直感的な操作性が特徴です。
Talknoteは、使いやすさを最優先に設計されており、煩雑な設定や複雑な機能を排除することで、すぐにでもチームコミュニケーションを始めることができます。
有料プランでは、より高度な機能やサポートが提供されますが、基本的なコミュニケーションツールとしては無料プランでも十分な機能を備えています。
シンプルで効率的な社内コミュニケーションを求める中小企業におすすめです。
6:Yammer/大企業向けのエンタープライズSNS
Yammerは、Microsoftが提供するエンタープライズ向けの社内SNSです。
特に大企業や組織内での広範なコミュニケーションを目的としており、Microsoft 365とのシームレスな統合が可能です。
このツールは、従業員が情報を共有し、オープンなディスカッションを行うためのプラットフォームを提供します。
主要機能には、グループ作成、ファイル共有、プロジェクト管理などがあり、組織全体の知識共有と協力を促進します。
Yammerは、特に情報の透明性を高め、組織全体のエンゲージメントを向上させたい大企業におすすめです。
Microsoft 365を既に利用している企業にとっては、追加コストなしで導入できる点も大きなメリットと言えるでしょう。
7:Microsoft Teams/協働とコミュニケーションの統合プラットフォーム
サービスサイトURL
Microsoft Teamsは、チャットベースのコミュニケーション、ビデオ会議、ファイル共有、アプリケーションの統合を一つのプラットフォームで提供するツールです。
Office 365の一部として提供され、文書作成やプレゼンテーション、スプレッドシートの共同作業が容易になります。
Teamsは、リアルタイムでのコミュニケーションだけでなく、プロジェクトチームや特定のトピックに関するディスカッションスペースの設定も可能です。
高度なセキュリティ機能を備えており、企業の機密情報を安全に扱うことができます。
Microsoftのエコシステム内で作業するチームや、複数のアプリケーションを日常的に使用する組織に最適です。
8:WowTalk/モバイルファーストのコミュニケーション
WowTalkは、特にモバイルを中心としたコミュニケーションを重視する企業向けの社内SNSツールです。
インスタントメッセージング、音声およびビデオ通話、ファイル共有など、基本的な機能をモバイルファーストで提供します。
このツールは、外出が多い営業チームやリモートワークが常態化している企業にとって、チーム間のコミュニケーションを強化する効果的なソリューションを提供します。
WowTalkは、使いやすさと高いアクセシビリティを重視しており、従業員がいつでもどこでも簡単に情報を共有し、コラボレーションできる環境を実現します。
リモートワークやモバイルワーカーが多い企業におすすめのツールです。
9:direct/セキュリティとプライバシーを重視
サービスサイトURL
https://direct4b.com/ja/
directは、セキュリティとプライバシー保護に特化した社内SNSツールです。
特に、金融業界や医療業界など、高度なセキュリティが求められる分野の企業に最適なソリューションを提供します。
エンドツーエンドの暗号化技術を採用し、メッセージやファイル共有が外部に漏れるリスクを最小限に抑えます。
また、アクセス権限の厳格な管理や、不正アクセスの試みを検知するセキュリティ機能も備えています。
directは、企業が直面する情報漏洩のリスクに対して、強固な防御策を提供します。
セキュリティを最優先事項とする企業や組織に推奨されるツールです。
10:ナレカン/プロジェクト管理とコミュニケーションの融合
ナレカンは、プロジェクト管理機能と社内コミュニケーション機能を融合させたユニークなツールです。
タスクの割り当て、進捗管理、期限設定などのプロジェクト管理機能に加え、チームメンバー間のコミュニケーションを促進するためのメッセージング機能を提供します。
このツールは、プロジェクトベースで働くチームや、複数のプロジェクトを同時に管理する必要がある企業に最適です。
ナレカンを使用することで、プロジェクトの進捗状況をリアルタイムで共有し、チーム内のコミュニケーションを活性化させることができます。
効率的なプロジェクト運営と活発なチームコミュニケーションを実現したい企業におすすめのツールです。
まとめ:社内SNSの選択と活用
社内SNSツールは、企業内コミュニケーションの効率化と生産性向上に大きく貢献します。
本記事で紹介した10選は、それぞれ異なる特徴と強みを持ち、企業の様々なニーズに応えることができます。
選定時には、機能性、ユーザビリティ、セキュリティ、コストパフォーマンスを総合的に考慮し、自社のビジネスモデルやチームの特性に最も合ったツールを選択することが重要です。
また、導入後は従業員への適切なトレーニングとサポートを提供し、ツールの活用を促進することが成功の鍵となります。
社内SNSを通じて、より効率的で生産的な職場環境を実現しましょう。