【2024年版】社内報アプリの選び方と比較・おすすめ8選

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社内報とは、企業内におけるさまざまな情報を従業員やその家族へ伝えるための「社内広報」の1つです。社内の情報共有を円滑にしたり、コミュニケーションを活性化させたり、社内報は企業活動を行うために欠かせないツールでもあります。その中でも需要が高まっている「Web社内報」サービスには多くの種類があり、それぞれ独自の機能や特徴があります。どれが自社に適しているのかを選定することはなかなか難しいものです。
さらに、数多あるWeb社内報の中でも、実はアプリにも対応しているサービス(以下、「Web社内報アプリ」)を提供する企業は数社ほどしかありません。そこで今回は、Web社内報アプリの導入を検討する際に知っておきたいポイントなどをまとめました。Web社内報アプリを導入するメリットや選び方のポイント、おすすめツールやサービスをご紹介します。

Web社内報アプリの需要が高まる背景とは

リモートワーク標準化に伴いWeb社内報の需要が高まる中で、現場で働くエッセンシャルワーカーなどを多く抱えている企業では、従業員が業務でPCを所有していないためWeb社内報が閲覧できないという問題がありました。この問題を解決してくれるのがWeb社内報アプリです。スマートフォンが普及した現代では、Web社内報アプリであれば社用携帯などからもアプリをインストールして閲覧することができ、従業員の情報格差を減らすことが可能です。

Web社内報アプリのメリット

社内報をアプリでも読めるようになるメリットについて、3つのポイントでまとめてみました。

  1. プッシュ通知機能
    Web社内報は「プル型」メディアで、自分からサイトへ読みに行かなければならず、目を通すための行動が必要です。詳しくは別コラムWebか紙か?知っておきたい両メディアの強みと違いでも解説しましたが、プル型メディアであるWeb社内報はサイトへアクセスしてもらわなくては読まれません。更新するだけでは気付いて読んでもらえないので、更新の告知が必要になります。
    この問題を解決してくれるのが、アプリによる「プッシュ通知機能」です。昨今のアプリではこのプッシュ通知機能が搭載されていることが多いため、情報の更新や通知に気づいてもらいやすく、閲覧率を向上させる効果が期待できます。

  2. 未読記事管理機能
    前述のプッシュ通知機能にも通じるアプリならではの機能として、バッチ機能をはじめとした未読記事管理ができる点が挙げられます。従業員にアプリを利用してもらうことで、各個人がアプリを介してデバイスを特定できるので、まだ読んでいない記事などが識別しやすくなり管理できるようになります。こうした機能で新着記事の見逃しなどを減らせるため、結果としてWeb社内報の閲覧率の向上につながります。

  3. 従業員の情報格差を解消する
    社内報をアプリでも読めるようになるメリットについて、最も重要なポイントがこの情報格差の解消です。エッセンシャルワーカーをはじめとしたPCを持たない職種であっても、アプリを介して社用携帯やタブレットでWeb社内報を閲覧できるようになることは、情報共有・伝達としても双方コミュニケーションとしても、非常に大きな意味を持ちます。PCがなくてもスマホやタブレットで従業員がすぐに重要な情報を知ることができたり情報共有が可能になることで、「知らなかった(知らされていない)」「気づかなかった(気づけない)」という企業内における情報格差やコミュニケーション不足によって引き起こされるさまざまなミスや問題を解消することにつながります。「企業の規模が大きいほど、情報の伝達速度は遅くなる」と言われていた課題を解決する方法としても、アプリ導入による情報伝達の速さや浸透しやすさに大きな期待が寄せられています。

Web社内報アプリの選び方3つのポイント

「Web社内報アプリ」と言っても、そのツールやサービスはさまざまなものがあります。それぞれ費用や機能、セキュリティなど内容に違いがあるため、自社に適したツールやサービスを見極める必要があります。どんな点に着目すべきか、Web社内報アプリの選定ポイントを3つ紹介します。

  1. 対応OSの種類
    日本国内における2022年のスマホOS別シェアは、Androidが50.2%、iPhoneが49.7%、その他OSが0.1%と言われています。そのため、対応OSが限定されたアプリを契約してしまった場合、例えば、BYOD(bring your own device)を導入されている企業では、全従業員に利用してもらうことができなくなります。Web社内報アプリの提供会社の中には、iPhoneしか対応していないアプリなどもあるので、この点に注意して検討すると良いでしょう。

  2. アプリならではの機能
    Web社内報アプリのメリットにも記述した通り、プッシュ通知機能やバッチ機能といったアプリならではの機能にどこまで対応・搭載しているかも選定ポイントとして重要です。アプリを利用することにより、新着情報に気づきやすくなったり、個人単位でのデバイス識別が可能になり未読記事の管理がしやすくなるメリットなどを考慮し、あらかじめ必要とするアプリならではの機能の洗い出しを行ってから選定することをおすすめします。

  3. セキュリティ
    Web社内報アプリを経由してスマートフォンから利用できるということは、言い換えれば外出先や自宅など「どこからでもアクセスできる」環境を用意することを意味しています。そこで懸念すべき問題がセキュリティです。従来のイントラで運営されるWeb社内報とは異なり、アプリを介してどこからでもアクセスが可能になる分だけ情報漏洩の可能性が高まることに留意し、リスク管理ができるしっかりとしたセキュリティ対策や基盤を持つサービスを選定することが大切です。

アプリ対応Web社内報おすすめ比較8選

Web社内報の導入を検討する際におすすめしたいサービス8選をご紹介します。

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1)SOLANOWA

SOLANOWAは、いつでも、どこでも、アプリやPCから読むことができるWeb社内報サービスです。「社員が会社のファンになる」をコンセプトに、社内コミュニケーションの課題解決に役立つ豊富な機能を搭載しました。国内・海外の60万を超えるユーザーが利用しており、2021年にはITRの市場調査レポート「Web社内報 作成支援市場」のエンタープライズ部門において、3年連続シェアNo.1を獲得しています。

おすすめポイント

  • 経営者が納得する費用対効果
    一人40円という圧倒的な低コストで人数を気にせず気軽にアカウント発行。
    パート・アルバイトからOBOGまでアカウントを配る企業が増えています。 

  • 常に進化し続ける豊富な機能
    開発ベンダーとして18年間お客さまの声をもとに開発してきた豊富な機能。
    これからもニーズや時代の変化に伴い進化し続けることをお約束いたします。

  • 管理者も安心のセキュリティ
    総務省が定める指針に沿った他社の追随を許さない堅牢なセキュリティ設計。
    金融機関をはじめ多数企業の厳密なセキュリティ審査をクリアしてきました。

URLhttps://solanowa.jp/


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2)ourly

「ourly」は、社員のエンゲージメント向上に効果的なWeb社内報ツールです。SNS感覚で気軽にコメントできる機能により、活発な社内コミュニケーションを実現します。記事の作成・編集・閲覧がスムーズに行えるシンプルな画面設計は、誰でも迷わず利用できます。

おすすめポイント

  • シンプルで使いやすい画面で記事の入稿、管理、分析を直感的に行えます
  • 独自の分析機能で閲覧状況が一目で分かり、記事の改善に役立ちます
  • 月1回の定例ミーティングとレポートでツールの活用を支援します

URL:https://service.ourly.jp/


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3)TUNAG

「TUNAG」は、エンゲージメント経営の実践を通じて会社の成長や成功を支援するサービスです。TUNAGでは、どのような制度が利用されるのかを定量的に把握し、社内制度の改善が実施できます。

おすすめポイント

  • 導入する組織に合わせてさまざまな社内制度を設計したり運用することができます
  • 約3000種類の社内制度があり400以上の企業に導入されています
  • 組織の状態を把握できるダッシュボードがあり効果測定や改善策の立案にも役立ちます

URL:https://biz.tunag.jp/


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4)Story

「Story」は、従業員の定着・活躍をサポートするオンライン社内報プラットフォームです。社内からのアクセスに制限した環境のもとで、MVVや事業戦略、チームの方針からプライベートまで、オープンなコミュニケーションを実現します。

おすすめポイント

  • 豊富なテンプレートでレイアウトに悩むことなく記事作成が可能です
  • 作成した記事にはタグ設定が可能で後から必要な情報を見つけやすい
  • 記事への「いいね」やコメント機能で従業員同士の交流を促進します

URL:https://www.wantedly.com/stories


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5)ザ社内報

「ザ社内報」は、社内の「今」を簡単に伝えることができるWeb社内報です。インナーブランディング・社内コミュニケーションの課題を発見・解決することに役立ちます。Webとアプリの両方で社内報を読むことが可能です。

おすすめポイント

  • 直感的で誰でもカンタンに使えるUIでブログ並みの簡単さで記事作成ができます
  • 独自開発のアクセス分析ツールを使用して記事の反響を確認できます
  • テーマのカスタマイズやオリジナルデザインを相談することができます

URL:https://the-shanaiho.com/



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6)WEB社内報 Z

「WEB社内報 Z」は、テレワークに適応した社内コミュニケーションを簡単に構築できます。社内報制作に必要なサービス内容の紹介や、悩みを解決するサービスサイトなども揃っています。

おすすめポイント

  • 操作性の良さを追求した画面やタグ設定などにより記事を簡単に作成できます
  • 検索機能をはじめ読者のことを考えた読みやすいデザインを用意しています
  • 導入する企業に合わせたセキュリティのレベルを選定することができます

URL:https://www.glassy-co.jp/web-z_lp/



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7)社内報アプリ

「社内報アプリ」は、実運用を通じてお客様からいただいたご要望を盛り込み、改良を重ねて進化しました。社内報を知り尽くした専門会社だからこそできる厳選したノウハウを詰め込んでいます。

おすすめポイント

PCだけではなくさまざまなデバイスから閲覧することが可能です
Webの知識がなくてもブログやSNSのような感覚で簡単に運用ができます
汎用性が高い豊富なテンプレートがあるので迷わず記事が作成できます

URL:https://shanaiho-app.jp/


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8)Knowledge

「Knowledge」は、オープンソースの情報共有サービスです。無料で公開されているソースコードを活用してWeb社内報としても運用が可能ですが、IT知識が必要なため導入ハードルが少し高いです。

おすすめポイント

完全無料で使えるソースコードを公開しています
コメントや評価の登録などからコミュニケーションを活性化します
複数のメンバーで同時に編集が可能な共同編集機能を搭載しています

URL:https://information-knowledge.support-project.org/ja/

    以上、Web社内報のみではなく、アプリとしても利用できる5サービスをご紹介させていただきました。各社の公式HPのURLも記載してありますので、気になるサービスがありましたらぜひお問い合わせください。

    プロモーションチーム 村上恵美

    筆者:プロモーションチーム ディレクター 村上恵美

    某音楽配信サイトのプロモーションチームに配属。サイト運営をしながら、主にアーティストのキャッチコピーなどライティング業務にも従事。ECサイトでは毎月100本の商品紹介文を作成し購買率の向上に貢献。2021年 「"はたらき"から、笑顔を」という会社のビジョンを熱く語る上司に魅了されスカイアークへ入社。SOLANOWAのシェア拡大に向け、Web、SNSなどのコンテンツ強化を中心に、プロモーション業務全般のディレクションを担当。

    お役立ち資料

    社内報制作ガイドブック

    社員が読みたくなる社内報をコンセプトに制作ガイドブックを用意しました。ダウンロード数1位の人気eBookです。

    社内報コンテンツアイデア100選

    社内報のコンテンツネタに悩んだときのヒントになるアイデア100選を8つのテーマに分けてご紹介いたします。

    Web社内報のメリットと効果

    人気のコラム「導入事例から見るWeb社内報のメリットと効果」シリーズを総集編として一冊にまとめました。

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    なぜ社員のエンゲージメントが重要視されるのか?時代背景から課題や7つの施策までを一冊にまとめたeBookです。

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