広報のための社内報制作用語集・辞典

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コミュニケーションの要として、企業内外への情報発信は広報担当者にとって欠かせない役割です。
社内報制作はその中でも重要な一翼を担い、組織の健全なコミュニケーションを支えています。
しかしながら、専門的な用語や概念が絡むことも多く、その理解と活用は決して容易ではありません。

そこで今回は、広報担当者をターゲットにした社内報制作の用語集をご紹介いたします。
広報の基本から専門的な知識まで、社内報制作に関わる用語や概念をわかりやすく解説します。

あ行

アート紙(あーとし)
写真集や口絵に使用される光沢のある紙。主に高品質の印刷物に採用され、美しい仕上がりを実現します。

RSS(あーるえすえす)
Rich Site Summaryの略。ウェブサイトの見出しや要約を構造化したXMLフォーマットで提供し、更新情報の迅速な共有に利用されます。

RGB/CMYK(あーるじーびー)
色の表現形式。RGBは光の三原色であり、デジタル画像の表現に使用されます。一方、CMYKは印刷に使用され、色の豊かさと精度を保証します。

IR(あいあーる)
investor relationsの略。株主や投資家に対する情報提供活動。企業の透明性を高め、投資家との信頼関係を築く重要な活動です。

AISASの法則(あいさすのほうそく)
「AIDMA」に変わる消費者行動プロセスの仮説。Attention(注意)→Interest(関心)→Search(検索)→Action(行動)→Share(共有)の5つの段階を示し、顧客の行動理解に役立ちます。

ICT(あいしーてぃ)
Information and Communication Technologyの略。情報通信技術。ITの進化版であり、コミュニケーションを含む幅広い技術を指します。ICTによる広報ツールとしては、地域ポータルサイトやeコミュニティ、電子会議室、WebGIS、ブログ、SNSなどがあげられます。

AIDMAの法則(あいどまのほうそく)
アメリカのローランド・ホールが提唱した消費者行動の仮説で、Attentionn(注意)→Interest(関心)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(行動)の5段階を示し、効果的なマーケティング戦略の基盤となります。

アウトソーシング(あうとそーしんぐ)
専門的な知識を活用し、特定業務を外部に委託する戦略。効率化とコスト削減を実現する重要な経営手法です。

アウトフォーカス(あうとふぉーかす)
意図的に焦点を外して撮影する手法で、被写体の周囲をぼかす効果を生み出します。

青焼き(あおやき)
印刷物の製版時に使用される青写真で、視覚的な校正に活用される。

アカウンタビリティ(あかうんたびりてぃ)
行動の説明責任。企業や団体が行動の背後にある理由や意図を説明し、信頼を築く重要な概念です。

赤字(あかじ)
原稿や校正刷りに書き込む赤色の訂正文字や校正記号。校正の重要な要素で、正確な情報伝達に寄与します。

アクセシビリティ(あくせしびりてぃ)
障がい者や高齢者を含むすべての人がウェブコンテンツにアクセスできる状態を指すユニバーサルデザインの考え方。

アクセシビリティJIS規格(あくせしびりてぃじすきかく)
高齢者や障害者のためのウェブアクセス基準を定めたJIS規格。ウェブコンテンツのアクセシビリティ向上を促進します。

アクセスログ(あくせすろぐ)
ウェブサイトへの訪問記録、アクセス記録のこと。マーケティングやサイト運営の効果測定に活用される重要なデータです。

アスタリスク(あすたりすく)
記号「*」のことで、特定のポイントや注釈を示す際に使用されます。

網代綴じ(あじろとじ)
折り丁の背に切れ目を入れて接着剤で固める印刷物のとじ方。美しい仕上がりを実現します。

アタリ(あたり)
写真や図版の配置位置を指定する罫。仕上がりに影響を与え、レイアウトの魅力を引き立てます。

アタリ罫(あたりけい)
版下や指定紙に入れる輪郭の罫線の総称。デザインや印刷の過程で重要な役割を果たします。

後付け(あとづけ)
書物の末尾に付くあとがきや索引などのこと。読者に付加価値を提供します。

アフレコ(あふれこ)
映像に音声を後から録音する方法で、映画やテレビ番組制作でよく使用されます。

網ふせ(あみふせ)
トーンを付けて色の濃淡を演出するテクニック。豊かな表現を実現します。

アングル(あんぐる)
被写体を撮影する角度。アングルの選択によって表情や印象が大きく変わります。

アンケート(あんけーと)
態度や意見、行動を尋ねる調査方法。企業や自治体で意思決定の基盤として重要な役割を果たします。

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Eコミュニティ(いーこみゅにてぃ)
住民同士の交流を目的としたウェブ上のプラットフォーム。各住民グループがブログを持ち、情報交換や現実世界での協力を通じてまちづくりを促進します。例として静岡県島田市の「eコミュニティしまだ」や城県つくば市の「eコミュニティつくば」があります。

ISO(いそ)
International Organization for Standardizationの略。フィルムの感度を示す国際的な標準。撮影時の設定に影響します。

一文一段落(いちぶんいちだんらく)
文章を段落に分ける際、各段落が一つの文から成る「一文一段落」は避けるべき。関連する文をまとめて段落化し、内容を明確に伝えるよう心がけましょう。

一文の長さ(いちぶんのながさ)
週刊誌のトップ記事では一文の長さが27~43文字が一般的。一文が44文字を超える場合は長すぎる可能性があり、短縮を検討しましょう。

色校正(いろこうせい)
2色刷りや4色刷りの場合、色のチェックを行う作業。色味や調整を具体的な言葉で指示し、チリやゴミも注意深く確認します。

色指定(いろしてい)
2色刷りや4色刷りの際の色の指定方法。カラーチャートやインキ会社の色見本チップを使用し、具体的な色情報を提供します。

インターナルコミュニケーション(internal communication)
企業や組織内で行われるコミュニケーションのことです。企業の戦略や方針、社内ニュース、社員の活動などを、社員同士で共有し、理解を深めることで、企業の目標達成や生産性向上に役立ちます。

インターネット放送局(いんたーねっとほうそうきょく)
動画や音声番組をウェブを通じて配信するプラットフォーム。低予算で手軽に地域情報などを提供できる特徴があります。

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Web2.0(うぇぶにーてんぜろ)
ウェブの新しい進化段階を指す用語。これまでの情報受信と検索に加え、情報の発信と共有が進化した特徴があります。個人でもブログやSNSを通じて気軽に情報発信や共有が可能となりました。

ウラ罫(うらけい)
約0.5ミリ程度の太さの罫線を指します。対して、オモテ罫は約0.1ミリ程度の罫線を意味します。文字やデザインのレイアウトにおいて使用される罫線の一つです。

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HTML(えいちてぃえむえる)
Hyper Text Markup Languageの略。ウェブページの構造や内容を定義するためのマークアップ言語です。タグを使用して、文字列や画像などの要素を指定し、ウェブブラウザが正しく表示できるようにします。

SEO(えすいーおー)
Search Engine Optimizationの略。検索エンジン最適化を意味し、ウェブサイトやコンテンツを検索エンジンのランキングで上位に表示させるための施策や技術です。アクセス数の増加や集客の向上を図る手法です。

SNS(えすえぬえす)
Social Networking Serviceの略。ソーシャル・ネットワーキング・サービスを指し、ユーザー同士がコミュニケーションを取りながら情報や趣味を共有するためのプラットフォームです。地域SNSもあり、リアルな交流が行われています。

SPコード(えすぴーこーど)
紙媒体の情報をデジタル情報に変換するための二次元バーコードです。専用の読み取り装置で読み込むことで、記録された情報を音声で聞くことができます。

XML(えっくすえむえる)
Extensible Markup Languageの略。文書やデータの構造や意味を記述するためのマークアップ言語です。データの整理や共有に広く使用されています。

MP3(えむぴーすりー)
MPEG Audio Layer-3の略。音声の圧縮形式であり、音楽ファイルなどを効率的に保存・再生できる形式です。

エンボス紙(えんぼすし)
高級な印刷用紙で、アート紙やコート紙に布目や絹目の型押しを施したものです。印刷物に独特の質感を与えます。

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追い込み(おいこみ)
文章で改行せずに行を続けることを意味します。文章の流れを崩さずに読みやすさを保つためのテクニックです。

奥付け(おくづけ)
印刷物の末尾に表示される、著者や発行日などの情報を記載した部分を指します。

お知らせ型広報(おしらせがたこうほう)
主にお知らせや告知などの情報を中心にした広報活動を指します。

お知らせ情報(おしらせじょうほう
日常生活に関する情報やスケジュールなどを提供する広報情報のことを指します。

帯(おび)
本のカバーの上に巻かれる、本の内容紹介やPRを含む帯状のものです。

オピニオンリーダー(おぴにおんりーだー)
意見や感想を通じて他者の意見形成に影響を与える人物を指します。広報活動で連携を図る重要な存在です。

オフセット印刷(おふせっといんさつ)
油と水の反発を利用して印刷する方法で、高品質な印刷物を製造するために使用される技術です。

オモテ罫(おもてけい)
約0.1ミリ程度の太さの罫線で、レイアウトやデザインに用いられます。

折り(おり)
印刷物のページを折りたたむことによって製本を行う工程や方法を指します。

オンデマンド印刷(おんでまんどいんさつ)
必要な時に必要な数量だけ印刷を行う手法で、小ロットの印刷に適しています。

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か行

解像度(かいぞうど)
デジタル画像の細かさを示す尺度です。プリンターやスキャナーなどの周辺機器の性能や、画像自体の品質を表します。通常はdpi(ディー・ピー・アイ dots per inch)という単位で表され、この数値が高いほど画像の詳細さや精度が向上します。

ガイドナンバー(がいどなんばー)
ストロボの光の強さを示す数値です。ガイドナンバーが大きいほど、ストロボの光量も多くなります。

隠しノンブル(かくしのんぶる)
書籍や雑誌の中で、特定のページにページ番号が印刷されていない状態を指します。扉や目次など、通常ページ番号が印刷されない部分について言及します。

掛け合わせ(かけあわせ)
2色以上の色を重ねて印刷することを指します。シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4つの色を組み合わせて、さまざまな色を表現する方法です。色の組み合わせや割合によってさまざまな結果が得られます。

囲みもの(かこみもの)
記事や情報を罫線で囲って強調するデザイン手法のことです。その内容が他のコンテンツから区別されるようにします。

箇条書き(かじょうがき)
項目や要点を箇条書きで表示することです。複数の情報を整理して提示する際に使用され、見やすさと理解しやすさを提供します。

括弧(かっこ)
文章中で注釈や強調をするための記号です。かっこ()、かぎかっこ「」、山カッコ<>、二重山カッコ《》、角カッコ〔〕、角カッコ【】、波カッコ{}、二重引用符""などがあります。

活字(かつじ)
活版印刷に使用される文字や記号のことを指します。一般的には文字の意味でも使われることがあります。

かぶり(かぶり)
色が本来の色よりも強く出てしまうことを指します。例えば写真の色調整で、元の色から逸脱した色が出てしまうことを指します。

紙の厚さ(かみのあつさ)
紙の厚さを表す単位である「連」について言及しています。1連の紙の重さを示し、一般的な紙の厚さや質感に影響を与えます。

紙焼き(かみやき)
撮影フィルムから印画紙に写真を現像することを指します。フィルムの画像を写真に刻み込む工程です。

カラー・フィルム(からー・ふぃるむ)
カラー・フィルムにはネガタイプとポジタイプがあり、昼光用と電灯光用の2つのタイプが存在します。これによって異なる照明下での使用に適したカラー・フィルムが選ばれます。

カラーチャート(からーちゃーと)
色の組み合わせによって得られるさまざまな色を一覧表にまとめた色見本帳です。色彩の参考として使用されます。

カラーユニバーサルデザイン(からーゆにばーさるでざいん)
あらゆる人に対してわかりやすく、使いやすいデザインを意味します。色の選択や配置などに工夫を凝らして、多様な人々に対応したデザインを実現します。

カリグラフィー(かりぐらふぃー)
筆記法の一つで、特に美しい筆文字を作成する技術や芸術を指します。文字の形やバランスに注意を払い、独特の表現を追求します。

寒色(かんしょく)
青系統の色で、涼しさや冷たさを感じさせる色合いを指します。

感嘆符(かんたんふ)
文中で驚きや感嘆を表すための記号です。通常は「!」で表されます。

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企業広報(きぎょうこうほう)
「企業の方針と実際を公衆(大衆)の利益と調和させ、公衆の理解と承認を得るための活動」を指します(G・グレスウオルド)。商品やサービスを宣伝する「広告」とは異なり、主に企業のイメージや価値観を広く伝え、社会との関係を築くことを重視します。

菊判(きくばん)
636ミリ×939ミリという特定のサイズの紙を指します。このサイズの紙は、今でも「菊判の本」と「A列の本」を作成する際に使用されています。

記事広告(きじこうこく)
文字通り記事のような形式の広告のことを指します。これは一般的な広告とは異なり、「記事体広告」「タイアップ広告」「アドバトリアル(advertorial)」などとも呼ばれ、通常の広告よりも控えめな宣伝手法です。これにより、広告内容を記事風にまとめて、より効果的に情報を伝えることを目指します。主に雑誌などで利用されます。

記者発表(きしゃはっぴょう)
行政機関や企業などが、メディアの記者たちを招集し、重要な情報や決定事項を発表したり、情報を提供したりすることを指します。特に重要な場合は「記者会見」と呼ばれ、メディア関係者が集まって質問や報道活動を行う場となります。

疑問符(ぎもんふ)
補助符号の一種で、「?」などの記号です。疑問文や疑念を表す文に用いられ、読者や聴衆に問いかける形を示します。

脚注(きゃくちゅう)
本文の下部に挿入される注釈や補足情報のことを指します。言葉の意味や背景を説明し、読者の理解を助ける役割を果たします。 

キャプション(きゃぷしょん)
写真やイラストなどに付ける説明文のこと。絵ときともいう。

キャプチャー(きゃぷちゃー)
ビデオカメラなどの映像信号をコンピューターに取り込むことを指します。動画や静止画のデータを取得する手法です。

キャンペーン(きゃんぺーん)
特定のテーマや目的を達成するために行われる広告や宣伝活動を指します。複数のメディアを組み合わせて展開されることが一般的です。

QRコード(きゅーあーるこーど)
Quick Responseの略で、マトリックス型二次元コードの一種です。スマートフォンなどで読み取ることで、情報やURLへのアクセスなどが可能です。

級数(きゅうすう)
写植文字の大きさを示す単位で、文字のサイズを表します。例えば1Qは0.25ミリです。

行送り(ぎょうおくり)
行と行の間の距離を指します。行の中心から次の行の中心までの間隔を調整します。

行間(ぎょうかん)
行と行の間のスペースのことで、文章を読みやすくするために適切な間隔を設定します。印刷物の種類によって行間の設定も異なりますが、一般には文字の大きさの半分以上の行間をとったほうが読みやすいです。

行頭(ぎょうとう)
行の頭の部分。行の末尾は「行末(ぎょうまつ)」という。

清刷り(きよずり)
高品質な印刷物を作成するために、原版からきれいに印刷することを指します。

切り抜き(きりぬき)
画像の一部を切り取って使用することを指します。必要な部分だけを抜き出して利用します。

記録メディア(きろくめでぃあ)
デジタル情報を保存するためのメディアを指します。例えば、デジタルカメラでの画像保存に使われるメモリーカードなどがあります。

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口絵(くちえ)
書物の冒頭や末尾などに配置されるグラフページなどのことを指します。通常、本文の用紙よりも高品質なアート紙などが使用され、印刷効果を最大限に引き出すためのデザインが施されます。

くくり文字(くくりもじ)
文字の周りを白い縁どりした特別な装飾を施した文字のことを指します。

口コミ(くちこみ)
うわさや評判などが人々の口を通じて広がるコミュニケーションのことを指します。かつてはマスメディアによる報道が主な情報伝達手段でしたが、インターネットの普及により、ネット上で話題が広がることも一般的になりました。広報活動においても、口コミを意識した戦略が重要です。

クライシスコミュニケーション(くらいしすこみゅにけーしょん)
緊急事態の際にダメージを最小限に抑えるための広報活動のことを指します。災害や事故などの発生時に、的確な情報提供と適切な対応を通じて、組織の信頼を守るためのコミュニケーション戦略です。

グラデーション(ぐらでーしょん)
色や濃淡の段階を意味します。異なる色や濃度を滑らかに変化させることで、視覚的な効果や立体感を演出する技術です。

繰り返し符号(くりかえしふごう)
同じ文字を連続して使用せずに、代わりに特別な記号を使って表現する方法です。例えば、「々」や「〃」などが該当します。

グリッドシステム(ぐりっどしすてむ)
広報紙などのレイアウトデザインにおいて、面やスペースの割り当てに重点を置いた格子を使用する手法を指します。これにより、ページの構成や要素の配置を効果的に行い、整然としたデザインを実現します。ウェブサイトやポスターなど、他の媒体でも利用されることがあります。

クリップ(くりっぷ)
ビデオの一部または短いセグメントを指す用語です。特にノンリニア編集の場合に使用され、個々のファイル(素材)やシーンを示すことに使われます。

クレーム(くれーむ)
本来は権利を主張する意味ですが、近年では苦情や意見、指摘、感謝、お礼なども含めて使用されます。インターネットの普及により、企業や団体に対するフィードバックが増えており、適切な対応が求められています。

クロスメディア(くろすめでぃあ)
本来は権利を主張する意味ですが、近年では苦情や意見、指摘、感謝、お礼なども含めて使用されます。インターネットの普及により、企業や団体に対するフィードバックが増えており、適切な対応が求められています。

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罫(けい)
線のことを指し、オモテ罫、ウラ罫、双柱罫、子持ち罫、リーダー罫、かすみ罫、波罫、飾り罫などさまざまな種類があります。それぞれの罫はデザインにおいて異なる役割を果たします。

掲示板・電子掲示板(けいじばん・でんしけいじばん)
BBS(Bulletin Board System)とも呼ばれ、ウェブサイト上で参加者が意見や情報を投稿するためのシステムを指します。コミュニケーションや情報交換の場として利用され、コミュニティの形成や情報発信に貢献します。

毛抜き合わせ(けぬきあわせ)
写真や図柄、文字などを正確に合わせることを指します。要素同士が隙間なく配置されることで、美しいデザインが実現されます。

下版(げはん)
オフセット印刷において製版を終え、次にフィルムを刷版の作成に使用することを指します。

ゲラ(げら)
校正刷りのことを指します。活版印刷時代の用語で、活字を組んで校正刷りを行った際に使用された言葉です。 

ゲラ刷り(げらずり)
校正刷りのことを広く指す言葉で、活字や写植などの校正刷りを含みます。

原稿整理(げんこうせいり)
主に次の作業を指します。誤字・脱字の検査、用字・用語の整理、表記の統一、記号類の統一、形の整理、校閲などが含まれます。

原寸(げんすん)
写真原稿やイラスト、図版などを縮小・拡大せずに、そのままの大きさで使用することを指します。

圏点(けんてん)
本文中で特定の文字の右側に付ける記号で、強調や注意を引くために用いられます。たとえば、「・・」や「、、」などが圏点の一例です。「ごま点」ともいう。

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広域広報(こういきこうほう)
近隣の市町村が共通の問題や話題を、それぞれの単位ではなく広域行政圏単位で広報する活動です。生活圏や経済圏、文化圏などを同じにする近隣市町村が、連携して情報を発信し、共通の課題に対処する手法です。

校閲(こうえつ)
原稿との照合を通じて印刷上の誤りを修正する「校正」に対して、記事の内容上の誤りや不明確な点を調べ、訂正する作業を指します。

広角レンズ(こうかくれんず)
「広角レンズ」とは、焦点距離が35ミリ以下の短焦点レンズで、画角が60度以上になり、広い範囲を写すことができるものです。近くの被写体を強調する一方で、その背景も広く捉えるために使用されます。

校正(こうせい)
印刷物や出版物などの版面に含まれる誤りや不備を、元の原稿と比較しながら確認し、修正する作業のことを指します。校正には通常赤いペンが用いられますが、必要に応じて青などの色も使われます。校正には、日本工業規格(JIS)で定められた記号が使われます。最初の校正刷りを「初校」と呼び、その後の修正刷りを「再校」「三校」「四校」と呼びます。また、2色刷りや4色刷りの場合の色の出方や調整も「色校正」として確認されます。

広報効果測定(こうほうこうかそくてい)
広報の結果を次の展開や施策、事業に活かすため、目標達成の程度を調査して把握する手法。

広報戦略(こうほうせんりゃく)
広報活動のための目標や行動をまとめたもの。目的や考えに基づいて、目標の達成期限やターゲット、広報手法などを計画する。

「広報誌」と「広報紙」(こうほうしとこうほうし)
新聞紙が「紙」、雑誌が「誌」と使い分けられているように、「誌」は一般に厚みのある書物に使われる。自治体広報紙は、以前は新聞スタイルが主流だったが、最近は雑誌スタイルが増え、イメージとして「誌」に近づいている。

「広報」という言葉(こうほうということば)
当初は「弘報」「公報」「広報」などの字が使われたが、次第に「広報」に統一された。

「広報」と「広聴」(こうほうとこうちょう)
「広報」の語源は英語の「パブリック・リレーションズ(Public Relations)」で、「広報」は情報の相互発信によって信頼関係を築くことを指し、広報には情報聴取も含めた双方向のコミュニケーションが含まれる。

広報マインド(こうほうまいんど)
広報担当者だけでなく、職員一人一人が事業内容を住民に説明し、広報広聴の意識を持つことを指す。

校了(こうりょう)
校正作業が完了し、校正刷り(ゲラ刷り)に訂正箇所が一切ない状態を指します。出版物などの印刷物において、最終確認が完了したことを示す言葉です。

声の広報(こえのこうほう)
視覚障害者のために広報紙を音訳し、テープやCDで配布する手法。音訳作業はボランティアが行うことが多い。最近では、音訳したコンテンツをウェブサイトなどでストリーミング再生できるシステムを導入する自治体も増えている。また、点字版の制作も行われているが、点字を読むことができる人の割合の低下や制作にかかる時間などが課題とされている。

コート紙(こーとし)
中質紙や上質紙を加工した紙。アート紙よりは劣るが、印刷効果は高い。

小口(こぐち)
書物の「のど」以外の三方のこと。通常は「のど」の反対側を指す。

ゴシック(ごしっく)
代表的な書体。細ゴシックや中ゴシック、太ゴシックなどがある。

誤植(ごしょく)
印刷物の文字の誤り。

個人情報保護(こじんじょうほうほご)
個人を特定する情報を保護するための法律。広報活動でも注意が必要。

コピー(こぴー)
一般には複写の意味だが、印刷原稿や文章を指す場合もある。

コミュニティーFM(こみゅにてぃーえふえむ)
地域情報提供を目的としたFM放送。小出力で地域に特化した番組を提供。

子持ち罫(こもちけい)
0.5ミリ程度の罫と0.1ミリ程度の罫が組み合わさった罫の一種。

コンテンツ(こんてんつ)
「内容、中身」という意味。特にWebサイトの情報を指すこともある。

コントラスト(こんとらすと)
明るさと暗さなどの明暗の差。

コンペティション(こんぺてぃしょん)
「競争」のこと。「コンペ」とも呼ばれ、業務を外部に委託する際に、適切な委託先を選定する方法の一つ。通常は複数の制作会社などに対して提案や見積もりを求め、それらを比較検討して最適な選択を行う。選定基準には、発注者の意図に合った提案、予算適合性、適切なパートナーとしての能力などが含まれる。コンペの開催によって、多様なアイデアを集めることができ、優秀な協力者を見つけることができ、予算節約などの利点が得られることがある。

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さ行

サーバー(さーばー)
ットワーク内で中心的な役割を果たすコンピューターで、クライアント(個人用コンピューター)の要求に応じて情報提供などを行います。特定の機能やデータを保持するサーバーから、クライアントの要求に合わせたデータ提供が行われ、ネットワーク運用の効率性が向上します。

再校正(さいこうせい)
初めての校正を行った後、修正箇所が正しく修正されているかを確認する作業を「再校正」と呼びます。

サイトマップ(さいとまっぷ)
ウェブサイトの構造を分かりやすく図解したものを指します。サイト内のページ構成を一覧表示することで、ユーザーに情報の配置を示す役割を果たします。

差し替え(さしかえ
校正作業に基づいて指摘された誤りを訂正する行為を指します。また、記事や写真などを別のものに置き換える場合にも使われます。

刷版(さっぱん)
印刷物を印刷するための版のことを指します。校了となったフィルムを印刷機に使用するために焼き付ける原版です。

サムネール(さむねーる)
下書きやスケッチなど、アイデアの概要を示す草稿や簡略化された図面のことを指します。

更紙(ざらがみ)
JIS規格の印刷用紙Dに分類される紙のことです。主に新聞紙などで使用されます。

三脚(さんきゃく)
撮影の際に安定したカメラ位置を確保するために使用される三本足の装置を指します。ロー・アングル機能があるものや携帯に便利なものがあります。

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CRM(しーあーるえむ)
CRMは「Customer Relationship Management」の略称であり、日本語では「顧客関係管理」を意味します。この用語は1990年代前半に米国で生まれ、企業経営において情報システムを活用して個々の顧客の利便性を追求し、顧客満足度の高い関係を築くことを指します。最近では、自治体などの行政機関でも、ウェブサイトを通じた情報提供や収集、電子申請手続きなどを通じて住民サービスと住民参加を促進するために実践されています。

GIS(じーあいえす)
GISは「Geographic Information System」の略であり、日本語では「地理情報システム」と訳されます。地図データとその位置に関する属性情報を関連付けて表示するシステムを指します。GISは、災害時の被災地状況のリアルタイムな情報発信や、カーナビゲーションシステムなどで広く応用されています。

CATV(しーえーてぃぶぃ)
CATVは「Cable Television」の略であり、日本語では「ケーブルテレビ」を指します。地域密着型の伝統的なCATVだけでなく、多チャンネルや双方向の都市型CATVも存在します。

CSR (しーえすあーる)
CSRは「Corporate Social Responsibility」の略称であり、日本語では「企業の社会的責任」を意味します。企業が社会に対して果たすべき責任を指し、従来の社会的責任だけでなく、消費者や従業員、地域社会への配慮や環境への配慮が求められています。

CMS(しーえむえす)
CMSは「Content Management System」の略称であり、日本語では「コンテンツ管理システム」と訳されます。テキストや画像、レイアウト情報などを一元的に管理し、ウェブサイトの構築や編集、運営を効率的に行うためのシステムを指します。

CMYK(しーえむわいけー
CMYKは、シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)、およびキープレート(Key Plate、黒)の頭文字からなる用語で、印刷における色の再現方法を示しています。これらの色を組み合わせて印刷することで、多彩な色彩を再現します。

シアン(しあん)
シアンは、CMYKカラーモデルの一部であり、青緑色を表す色の成分です。

字間(じかん)
1行内の文字と文字の間隔、空白部分のことを指します。文字の大きさに応じて「全角アキ」「半角ツメ」「2倍アキ」などの指定があります。

字間を詰める(じかんをつめる)
文字間隔を均等に詰める方法や、文字幅に合わせて詰める方法など、均等な字間を作るための調整を行うことを指します。

自治体広告(じちたいこうこく)
自治体が広報紙やウェブサイトなどの広報媒体、公共施設のスペースなどを活用して、民間企業の広告を掲載することを指します。これにより、財源の確保や地域の産業活性化を図る目的があります。

自治体コールセンター(じちたいこーるせんたー)
自治体が運営するコールセンターで、住民からの問い合わせに対応するサービスです。電話やファクス、メールなどを通じて、さまざまな手続きや情報提供を行います。自治体の業務効率化と住民サービス向上を図るために導入されています。

字詰め(じづめ)
一行における文字数のことを指します。

シティセールス(してぃせーるす)
地域の魅力を外部にアピールし、人や資金、情報などを引き込む活動を指します。行政や住民、企業との連携を通じて、地域全体の成長や発展を促進することを目指します。

地紋(じもん)
文字の下などに刷り込む幾何学的な連続模様のことを指します。

写植(しゃしょく)
写真植字機を使用して文字や図案を印画紙に焼き付ける方法を指します。文字の大きさやスタイルの変更が容易で、かつては広告や出版などで広く利用されました。

シャドウ(しゃどう)
写真やイラストなどの暗い部分のことを指します。

社内報(しゃないほう)
企業内で発行される情報誌。従業員への情報提供やコミュニケーション強化を図るために活用される。

社内報アプリ(しゃないほうあぷり)
スマートフォンアプリを通じて社内報を配信する仕組み。従業員のアクセスしやすさと情報共有を促進。

Java Script(じゃばすくりぷと)
HTMLファイルに埋め込んでウェブサイトに動的な動きや機能を追加するためのプログラミング言語です。

住民参加型の広報(じゅうみんさんかがたのこうほう)
住民が広報活動に参加し、広報紙の制作や意見の提供などに参加するスタイルを指します。

主語と述語(しゅごとじゅつご)
文章において、主語と述語の関係が適切に整合しているかどうかを指します。文法的に正しい文章を作成するために重要な要素です。

出力線数(しゅつりょくせんすう)
印刷において、1インチあたりに含まれるアミ点(ドット)の数を表す指標です。高い出力線数ほど、印刷物の画質が向上します。

出張校正(しゅっちょうこうせい)
校正作業を行うために印刷所に出向くことを指します。

上質紙(じょうしつし)
高品質な印刷物に使用される紙のことを指します。

肖像権(しょうぞうけん)
自身の顔写真などの肖像が、無断で撮影や公表されない権利を指します。

情報公開制度(じょうほうこうかいせいど)
行政機関が保有する情報を一般に公開する制度を指します。行政の透明性を高め、市民の知る権利を保障するために重要な制度です。

書体(しょたい)
文字のスタイルやデザインを指します。各種の書体があり、印刷やデザインにおいて重要な役割を果たします。

尻ぞろえ(しりぞろえ)
段落や行の末尾を揃えることを指します。

四六判(しろくばん)
書籍などで使用される用紙サイズの一つで、縦788mm × 横1091mm のサイズを指します。

白抜き(しろぬき)
文字や図形を背景から切り抜いて表示する方法を指します。

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ズーム・レンズ
(ずーむ・れんず)
ズーム・レンズは、単一のレンズで複数の焦点距離をカバーできる便利なレンズです。これにより、広角から望遠までの様々な撮影シーンに対応することができます。

ステークホルダー(すてーくほるだー)
ステークホルダーは「利害関係者」を指し、企業やプロジェクトなどに関与し影響を受ける関係者のことです。これには従業員、株主、地域住民、消費者、取引業者、行政などが含まれます。企業の成功には、これらのステークホルダーとの良好な関係が重要であり、広報活動においても彼らとのコミュニケーションが重要です。

ストリーミング(すとりーみんぐ)
ストリーミングは、大容量の動画や音声ファイルをダウンロードせずに、ネットワーク経由でリアルタイムに再生する技術です。ファイルのダウンロードが完了する前に再生が始まるため、ユーザーは待ち時間を最小限に抑えてコンテンツを楽しむことができます。

刷り色(すりいろ)
印刷する色のことを指します。1色刷りでも、黒に近いシアンやグレーを使用することで、独特の色調を出すことができます。

刷り出し校正(すりだしこうせい)
特にカラー印刷の際に使用される手法で、実際に印刷機から見本を刷り出して色の校正を行うことを指します。これにより、実際の印刷物と同じ色合いや質感を確認することができます。

スレーブ(ユニット)(すれーぶ(ゆにっと))
スレーブは、メインの装置や機器に従属する部分を指します。ワイヤレス・ストロボ同調器として使用される場合、メインのストロボの光を感知し、それに同調して発光する補助的なストロボのことを指します。

スロー・シンクロ(すろー・しんくろ)
スロー・シンクロは、暗い環境でストロボを使用する際に、シャッタースピードを遅くして背景の暗部を露光させつつ、ストロボを発光させる手法です。これにより、自然な被写体と背景のバランスを取ることができます。

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背(せ)
書物の背中、とじてある部分の外側を指します。背表紙とも呼ばれ、本の見える部分ではなく、とじられている部分を指します。

政策広報(せいさくこうほう)
政策広報は、情報提供だけでなく、理解促進や市民参加、協働などを目的とする広報活動を指します。政府や自治体などが、国民や市民に対して施策や政策の内容や目的を広く伝えるだけでなく、市民の意見やフィードバックを収集し、政策の改善や調整に反映させるためのコミュニケーション活動を包括的に指します。

製版(せいはん)
製版は、文字や図版などを版下原稿に組み込み、写真原稿を撮影して印刷用の版を作成するプロセスを指します。この作業によって、印刷に使用される版が作られ、実際の印刷に使用されることになります。

責了(せきりょう)
責了は、「責任校了」の略で、校正刷りに訂正箇所を残したまま、印刷所などにその部分の直しを任せることを指します。印刷所が責任を持って校正刷りの訂正を行うための手続きです。

セグメント(せぐめんと)
セグメントは「部分、断片、分割する」という意味で、広告やマーケティングの文脈では、対象となる市場や顧客を特定の属性や特徴に基づいて分類し、それぞれに合わせた戦略やアプローチを展開することを指します。ターゲットを細分化することで、より効果的な広報やマーケティングが可能となります。

節と章(せつとしょう)
節と章は、文章の階層構造を示す用語です。節は段落よりも大きなまとまりであり、いくつかの段落から成り立っています。一方、章はさらに大きなまとまりを指し、複数の節から構成されることが一般的です。

全角(ぜんかく)
全角は、1文字分の幅を指します。対義語の半角(はんかく)は、2分の1文字分の幅を指します。文字や記号によって全角と半角の幅が異なるため、デザインやレイアウトの際に考慮する必要があります。

選挙公報(せんきょこうほう)
選挙公報は、公職選挙法に基づいて選挙において発行される文書で、候補者の氏名、経歴、政見などが掲載されています。選挙管理委員会が有権者に対して無料で配布し、選挙情報の提供と選挙への参加を促進する役割を果たします。

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ソフトライティング・ボックス(そふとらいてぃんぐ・ぼっくす)
ストロボ(フラッシュ)の光を柔らかく、均一な光に変えるための撮影用アクセサリーです。

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た行

ターゲット(たーげっと)
「標的・まと」から転じて、広報活動の対象を指します。コミュニケーション手段が多様化・細分化している現代において、情報を効果的かつ効率的に伝えるためには、「だれに・何を・どのように伝えるか」というターゲットの設定が重要です。

タイトル(たいとる)
本の標題や大見出しを指します。作品や文章の内容を簡潔に示す重要な要素です。

タイポグラフィー(たいぽぐらふぃー)
文字のデザインについて、書体単体ではなく組まれた文字組みとして考えられるアプローチです。言語や文字には民族の歴史や文化が刻まれており、モダンデザインの世界でも完成度の高い書体は限られています。

台割り(だいわり)
印刷時に数ページを一緒にまとめて印刷する際のページの組み合わせを指します。これらを「台(だい)」と呼び、内容などを区別した一覧表を「台割り表(だいわりひょう)」といいます。

タウンミーティング(たうんみーてぃんぐ)
行政側の代表者と住民が対話する制度で、施策の内容を直接住民に伝えたり、住民の声を聴いて行政運営に反映させたりする場を提供します。

裁ち落とし(たちおとし)
写真や図版などを用紙の端にレイアウトすることを指します。切り取り(たちきり)とも呼ばれます。

脱稿(だっこう)
原稿の執筆が完了することを指します。

ダブル・トーン(だぶるとーん)
1枚の写真から2枚の版を作成し、2色または異なる濃淡の同色のインキで刷り重ねる技法です。

タブロイド判(たぶろいどばん)
新聞や情報誌で一般的に使用される用紙サイズを指します。基準サイズは546ミリ×813ミリです。

段間(だんかん)
段組みを行った際の段と段の間に存在する空白部分を指します。

タングステン・タイプ(たんぐすてん・たいぷ)
写真撮影においてタングステン・ライト(電灯光)を使用する際に適したフィルムで、赤みを抑える特性を持ちます。

段組み(だんぐみ)
文章を複数の段に分割して配置することを意味します。A4判の広報紙では、通常5段組みのスタイルが多く使われます。

暖色 (だんしょく)
赤系統の色合いで、温かみを感じさせる色調を指します。色彩心理学的には、暖色は情熱や活力を表現し、親しみやすさや活気を伝えるのに適しています。

段落 (だんらく)
文章における意味の区切りやまとまりを示す部分。一般的には、新たなアイデアやテーマが始まる際に段落を使うことで、文章を整理し読み手に伝える情報の流れをわかりやすくする役割があります。「パラグラフ」とも呼ばれることがあります。

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地域ブランド(ちいきぶらんど)
地域ブランドは、「狭義のブランド」と「広義のブランド」という2つの側面を持ちます。前者は商品やサービスを他と区別するための識別シンボルを指し、後者は消費者や顧客が商品やサービス、組織に対して抱くイメージを示します。地域ブランドは地域活性化の一環として展開されるものであり、成功には商品やサービスの魅力だけでなく、地域全体のイメージ向上を促す工夫や、継続的な取り組みが不可欠です。

地域ポータルサイト(ちいきぽーたるさいと)
「インターネットの玄関口」として機能し、地域(自治体)の観光情報、イベント情報、店舗情報などを総合的に提供するウェブサイトです。これまで地元の企業や商店街が主導していましたが、最近では自治体が民間(企業やNPOなど)と連携して立ち上げる例も増えています。

中質紙(ちゅうしつし)
JIS規格の印刷用紙Bに属する中程度の質感を持つ紙です。特に雑誌などの印刷物に多く使用されます。

庁内広報(ちょうないこうほう)
役所などの組織内部向けの広報活動を指します。庁内広報紙の発行や懇話会、研修会などを通じて、組織内部のコミュニケーションを円滑にすることが目的です。

著作権(ちょさくけん)
著作者が自身の著作物の複製、翻訳、放送、上演、演奏などを独占的に制御する権利を指します。小説、論文、楽曲、歌詞、絵画、建造物、映画、写真、コンピュータ・プログラムなどさまざまなものに適用されます。広報媒体制作では他人の著作物を使用する際に著作権に配慮することが重要です。

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束(つか)
本や書類などの厚さを指します。新しい書籍や文書を製作する際には、実際の使用する用紙を利用して束見本を作成します。

束見本(つかみほん)
実際の完成物と同じ用紙やページ数で作られた白紙の見本です。ページの多い印刷物を制作する際には、印刷会社によって束見本が作成され、完成時の重さや厚さを確認するために使用されます。

詰め打ち(つめうち)
通常、文字は均等な字間で配置されますが、それよりも字間を狭く詰めて配置することを指します。特にひらがなの連続する見出しの場合などに、字間が広がって見えるのを防ぐために、意図的に詰め打ちが行われることがあります。

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TTL測光(てぃーてぃーえるそっこう)
被写体の光量を撮影レンズを通して測定する方式。これは一眼レフカメラに備わる露出計の基本的な仕組みです。

DTP(でぃーてぃーぴー)
「desktop publishing」の略称。これはコンピュータを用いて編集や印刷を行うシステムを指します。DTPの普及により、従来の編集や印刷作業が大きく変化しました。代表的なレイアウトソフトには「インデザイン」「クォークエキスプレス」「エディカラー」「ページメーカー」などがあります。また、画像編集ソフトの「フォトショップ」やグラフィックソフトの「イラストレーター」も使われます。

dpi(でぃーぴーあい)
dots per inchの略称で、画像の解像度を表します。画面表示や印刷時の点の細かさを示す単位で、1インチあたりにいくつの点が存在するかを示します。スキャナ、ディスプレイ、プリンタなどの解像度を表す際に一般的に使用されます。

ディフューズド・ライティング(でぃふゅーずど・らいてぃんぐ)
直射光を反射させたり散乱させたりして、柔らかな光を生み出す手法です。

テキスト(てきすと)
文字の集合体を指します。また、文字の原稿そのものを示すこともあります。

デジタルカメラ(でじたるかめら)
光を電気信号に変換し、画像をデジタルメモリに記録するカメラのことです。従来のフィルムカメラとは異なる新しいタイプのカメラで、現在では広く使われています。

出前講座(でまえこうざ)
自治体の職員などが住民の集まりに出向き、特定のテーマについて説明し意見交換する制度です。住民と直接対話することで、施策への理解を深めることを目指しています。

デュープ(でゅーぷ)
デュープリケーション(duplication)の略称。オリジナルのフィルムを複製したもので、編集や印刷工程で使用され、トラブルに備えてオリジナルを保持する役割を果たします。

電子会議室(でんしかいぎしつ)
電子掲示板(BBS)とも同様に使われることがありますが、特定の話題に関してツリー状の書き込みデータベースが構築される点で異なります。

天地(てんち)
書物や用紙、版面、写真、図版などの上部を「天」、下部を「地」と呼びます。写真などの拡大・縮小は、「天地50ミリに縮小」といった具体的な指示が用いられます。

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動画(どうが)
動く画像のことを指します。情報を効果的に伝える手段として、自治体でも注目されており、行政情報や地域の出来事が番組として放送されたり、オンラインテレビ局が設立されたりする例が増えています。

透過原稿(とうかげんこう)
図版原稿の中で、光が透過する性質を持つ「ポジフィルム」や「ネガフィルム」のことを指します。

特殊インキ(とくしゅいんき)
通常の4色刷りに使用されるインキとは異なる特殊な色を印刷するためのインキです。金色や銀色、蛍光色など、特別な効果を出す際に使用されます。

特集(とくしゅう)
広報紙や広報番組などで特定のテーマや内容を取り上げて編集・放送することを指します。自治体広報紙では、地域住民への情報提供や意識喚起を目的に、特定の問題やテーマについて特集を組むことがあります。特集は、テーマの分析や背景、提案などを含む、多角的な記事構成が行われます。特集記事の企画や取材、編集には慎重な準備と計画が必要です。

特集のその後(とくしゅうのそのご)
特集記事を掲載した後に、住民の反応や感想を取り上げ、特集の内容に対する理解を深める取り組みを指します。

扉(とびら)
本の一部で、最初に現れるタイトルページを指します。

ドメイン(どめいん)
コンピューターやネットワークに付けられるアルファベットの識別子で、インターネット上の住所を表すものです。IPアドレスを分かりやすい形で表現したもので、ウェブサイトや電子メールのアドレスに使用されます。

トリミング(とりみんぐ)
写真原稿の不要な部分を切り取り、構図や輪郭を調整する作業を指します。紙焼き写真などではトレーシング・ペーパーやパラフィン紙を使い、デジタル写真では画像編集ソフトを利用して行われます。

トンボ(とんぼ)
印刷物の位置合わせをするための目印を指します。通常は「+」のマークで表され、版面の配置を調整する際に使用されます。

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な行

中点(なかてん)
複数の語句を列挙したり、同等の要素を示したりする際に使用される小さな丸「・」のことを指します。中黒(なかぐろ)や中ポツとも呼ばれます。

中綴じ(なかとじ)
一つの製本様式で、表紙と本文を中央でホッチキスで綴じる方法を指します。週刊誌などに一般的に使用されますが、ホッチキスの限界から40~50ページ程度が適しています。

泣き別れ(なきわかれ)
レイアウト処理の一種で、一つの記事の段落が変わる箇所で文章が切れてしまうことを意味します。

ナビゲーション(なびげーしょん)
ウェブサイト内で利用者にコンテンツの案内を行う役割を果たす要素を指します。例えば、「グローバルナビゲーション」はサイト上部に表示されている、主要なセクションへのリンクを提供するものであり、「ローカルナビゲーション」や「パンくずリスト」なども含まれます。

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日本のPRの起点(にほんのぴーあーるのきてん)
日本におけるPRの起源には、戦時宣伝が起源とする説と、戦後に連合軍総司令部によって導入された説の2つの見解があります。一般的には、後者の説が広く受け入れられています。

入稿(にゅうこう)
原稿を印刷所に提出することを指します。

ニュースリリース(にゅーすりりーす)
メディアなどに対して情報を提供することを指します。また、広報資料を簡潔にまとめた報道向けの資料も指します。マスメディアを通じて提供されるほか、ウェブサイトなどを通じて広報されることも一般的です。

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ネーム(ねーむ)
写真に添えるキャプションのことを指します。場合によっては、文字の原稿全体を指すこともあります。

ネットワーク (ねっとわーく)
自治体の広報担当者にとって重要な3つのネットワークがあります。それは、(1)住民とのネットワーク、(2)庁内の他の職員とのネットワーク、そして(3)全国の広報担当者とのネットワークです。

念校(ねんこう)
校正刷りに多くの赤字が残ったままで責了された場合などに、再度校正刷りを作成し、訂正箇所が適切に修正されているかを確認する作業を指します。

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ノートリミング(のーとりみんぐ)
撮影した写真を一切切り取らずに使用することを指します。撮影時の位置やアングル、シャッターチャンスに注意を払う必要があります。

のせ文字(のせもじ)
写真などの上に文字を配置することを指します。また、「焼き込み文字」とも呼ばれることがあります。

のど(のど)
書物などを見開きにしたときの中央部分を指します。

ノンブル(のんぶる)
ページ番号のことを指します。隠しノンブルと呼ばれるように、表紙や目次などのページではページ数に通番が振られないことがあります。

ノンリニア編集(のんりにあへんしゅう)
コンピュータを使用して行うビデオ編集の方法を指します。時間軸に制約されず、任意の部分を迅速に呼び出して編集することができます。従来のテープなどの直線状(リニア)の記録メディアを使用した編集と対比されます。

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は行

ハイライト(はいらいと)
写真やイラストなどで、明るい部分を指します。一般的には、明るさや注目すべき部分を強調するために使用されます。

歯送り(はおくり)
写植機の操作で、印画紙を進めるために歯車を回転させることを指します。行間や字間の調整に用います。歯の1つは通常0.25ミリを示し、例えば「行送り23H」は23行分の歯送りで、行間が0.25ミリ × 23行 = 5.75ミリとなります。

柱(はしら)
ページの上部などに配置される章見出しやタイトルなどのことを指します。

バナー広告(ばなーこうこく)
ウェブサイト上に掲載される横長の広告のことを指します。一般的に、企業名や商品名、キャッチコピーが含まれ、広告主のウェブサイトへのリンクが設定されています。

パブリシティ(ぱぶりしてぃ)
企業や組織が、メディアを通じて情報を広める活動のことを指します。一般的には、メディアに取り上げられることで広報効果を得る戦略です。

パブリック・コメント(ぱぶりっくこめんと)
行政機関が政策や施策に関して、市民や関係者から意見や情報を公に募集する仕組みやプロセスのことを指します。

はみ出し組みの処理(はみだしぐみのしょり)
原稿の計算ミスなどにより文章がレイアウトからはみ出してしまう場合、その処理を指します。調整のために、文章を短縮したり、行間や字間を調整することがあります。

ハラ切り(はらきり)
新聞などの紙面で、右端から左端までの罫線が通ることを避け、文章が途切れてしまう現象のことを指します。タブーとされることがあります。

パララックス(ぱららっくす)
一眼レフカメラとは異なり、コンパクトカメラなどで撮影した際に、ファインダーで見た範囲と実際に写る範囲とのずれを指します。

判型(はんけい)
印刷物や用紙の大きさや寸法のことを指します。一般的な判型のサイズが示されています。

版下(はんした)
印刷のためにレイアウトされた文字や図表、イラストなどの原稿を指します。

反射原稿(はんしゃげんこう)
紙に描かれたイラストや図表、写真などの図版原稿のことを指します。

版ずれ(はんずれ)
印刷時に異なる色の版がずれて印刷されることを指します。これを防ぐために注意が必要です。

版面(はんめん)
印刷物のページ全体のデザインやレイアウトのことを指します。

パンフォーカス(ぱんふぉーかす)
被写体の近くから遠くまで、すべての領域をピントが合うように撮影することを指します。

版元(はんもと)
出版物や書籍の発行元を指します。

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PDF(ぴーでぃーえふ)
Portable Document Formatの略で、Adobe Systems社によって開発された電子文書のフォーマットを指します。このフォーマットは、さまざまな環境やデバイスで一貫して文書の表示が可能で、元のレイアウトやフォーマットが保持されます。PDF文書の作成にはAdobe Acrobat、表示にはAcrobat Readerなどのソフトウェアが使用されます。

ピクセル(ぴくせる)
画像の最小単位を表す単位です。ピクセルは色や明るさの情報を保持し、複数のピクセルが集まって画像が構成されます。解像度はピクセルの密度を示し、1インチあたりにいくつのピクセルが配置されるかを示す指標です。

ピクトグラム(ぴくとぐらむ)
図やシンボルを使って情報を表現する象形文字のことを指します。例えば、トイレのマークや交通標識などがピクトグラムの一例です。

ビューアー(びゅーあー)
透過原稿を見るための専用の器具やデバイスを指します。ポジフィルムやネガフィルムなどの透過原稿を正しく閲覧するために使用されます。ライトボックスとも呼ばれることがあります。

標準レンズ(ひょうじゅんれんず)
一般的な焦点距離が50ミリ前後のカメラレンズを指します。人間の視野に近い画角や視野を自然に再現することができるため、多くの一般的な撮影シーンに適しています。

平綴じ(ひらとじ)
本の背を平らにしてとじる方法を指します。針金綴じや糸綴じとは異なり、本の背が平らになる特徴があります。主に雑誌や冊子などで使用されることがあります。

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ファインダー(ふぁいんだー)
カメラに搭載されている覗き窓で、撮影範囲を確認するために使用されます。コンパクトカメラの場合、ファインダー内の撮影範囲と実際に写る範囲との間にわずかなズレが生じることがあります。

フィッシュアイ・レンズ(ふぃっしゅあい・れんず)
魚眼レンズとも呼ばれ、広角レンズの一種です。魚の目のような視界を持ち、撮影する範囲が非常に広いため、特異な視覚効果を持つ写真を撮影することができます。

フォント(ふぉんと)
コンピュータ上で文字を表示したり印刷したりするためのデザインされた文字セットのことを指します。ビットマップフォントとアウトライン・フォントの2つの主要なタイプがあります。

袋文字(ふくろもじ)
文字の輪郭線で表現されたデザインの文字を指します。膨らんだような印象を持つことから「袋文字」と呼ばれています。

ぶら下がり(ぶらさがり)
句読点が行末から1字分下にはみ出すように配置する組版の方法です。行頭に句読点が来るのを避けるためのテクニックです。

フラッシュ・メーター(ふらっしゅ・めーたー)
ストロボやフラッシュの光を正確に測定するための測定器具で、入射式と反射式の2つのタイプがあります。

ブランディング(ぶらんでぃんぐ)
製品やサービス、地域などのブランド価値を向上させるための戦略的な活動を指します。一貫性のあるメッセージやイメージを築くことが重要です。

フリーペーパー/フリーマガジン(ふりーぺーぱー/ふりーまがじん)
無料で配布される雑誌や新聞のことで、地域情報や広告などを提供するためのメディアです。

フレームイン/フレームアウト(ふれーむいん/ふれーむあうと)
撮影時に被写体が画面内に入ってくることを「フレームイン」、逆に画面外に出ていくことを「フレームアウト」と言います。

プレゼンテーション(ぷれぜんてーしょん)
企画や提案などをわかりやすく説明するためのプレゼンテーションを行うことを指します。

ブロードバンド 
ぶろーどばんど)
ワイドバンドの類義語で、広帯域の通信回線のことを指します。ブロードバンドは、ナローバンドよりも通信速度が速く、大容量のデータを送受信できるため、音楽や映像などのストリーミング再生や、オンラインゲームなどの利用に適しています。また、ブロードバンドは、ナローバンドよりも安定した通信が可能なため、リモートワークやオンライン授業など、ビジネスや教育分野でも広く利用されています。

ブログ(ぶろぐ)
ウェブ上で日記や記事などを継続的に更新・公開するウェブサイトの総称です。ブログは、個人やグループが運営することができ、時事や関心のある事柄に対して、個人的な意見や批評、解説などを掲載することができます。ブログの投稿者は「ブロガー」と呼ばれ、ブログの構築には、BloggerやMovable Typeなどのソフトウェアが使用されています。

文と文章(ぶんとぶんしょう)
「文」は、通常は句点から句点までを指し、一つの完結した意味を持つ最小の言語単位を表します。この「文」は「センテンス(sentence)」とも呼ばれます。一方で、「文章」は、複数の文が組み合わさって構成され、一つのまとまった意味や情報を伝えるものを指します。文章は、通常は段落ごとにまとまりを持ち、一つのテーマや内容を展開していきます。文章は文章の構造や要素を考慮して組み立てられるため、一連の文や情報のまとまりを指す言葉です。

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ページ割り(ぺーじわり)
印刷物のレイアウトにおいて、各ページにどのような記事や要素を配置するかを計画することを指します。この計画をまとめた表を「ページ割り表」または「台割り表」と呼びます。

ベタ刷り(べたずり)
印刷物の一部や全体に均一な色を塗りつぶすことを指します。また、その塗りつぶされた部分を「ベタ」と呼びます。ベタ刷りの中に文字や図形を配置する場合、その部分を色の塗りつぶしをせずに透明にすることを「白抜き」と言います。

ベタ組み(べたぐみ)
組版において、文字の間隔や位置関係を特に指定せずに、通常の形で文字を配置する方法を指します。必要に応じて文字間隔を詰めたり、余白を設けたりします。

変形(へんけい)
文字やフォントを通常の形状から変更することを指します。例えば、文字の傾きを変えたり、伸ばしたりすることを指します。

編集後記(へんしゅうこうき)
編集者が記事の裏側に掲載する形で読者に向けて綴る、取材の裏話や編集に関するコメントなどのことを指します。広報誌や雑誌などでよく見られる要素です。

編集情報(へんしゅうじょうほう)
印刷物の制作において、文字や画像をどのように配置し、デザインや体裁を整えるかに関する指示や情報のことを指します。版面の規定やスタイル、要素の配置、装飾の指定などが含まれます。

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ポイント(ぽいんと)
「P」という記号で示される文字の大きさの単位です。1Pは約0.35ミリです。たとえば、9Pの文字は写植の13Qに、10Pの文字は写植の14Qに相当します。

望遠レンズ(ぼうえんれんず)
焦点距離が70ミリ以上の長焦点レンズを指します。画角は40度あるいは30度以内となります。105ミリや200、300ミリはポートレート撮影によく使用され、500、600、800ミリ、または1200、2000ミリなどはスポーツや動物撮影に多く使われます。

ポッドキャスティング(ぽっどきゃすてぃんぐ)
音声ファイルを用いたラジオ番組の配信システムを指します。Apple社の携帯デジタル音楽プレーヤーiPodの「ポッド」と、ブロードキャスティング(放送)の「キャスティング」を組み合わせた言葉です。MP3形式の音声データをパソコンにダウンロードし、携帯音楽プレーヤーに転送して再生します。

本文(ほんぶん)
見出しやリード(前文)、キャプションなどを除いた、主要な文章や原稿のことを指します。

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ま行

マイクロ(マクロ)レンズ(まいくろ(まくろ)れんず)
レンズには最短撮影距離があり、焦点距離に応じて異なります。標準レンズでは約50センチ、広角レンズでは約30センチ、望遠レンズでは1~3メートル程度の距離を保つ必要があります。これ以上近づくとピンぼけになります。マイクロ・レンズは、被写体にさらに接近して撮影できるように設計されています。

マージン(まーじん)
印刷物の版面の周囲に確保された余白の領域を指します。一般的には「余白」とも呼ばれます。書籍や雑誌などの場合、天地左右などの位置に応じて異なる名称が使われます。

マゼンタ(まぜんた)
CMYKカラーモデルにおいて、マゼンタ(紅)を表す「Magenta」のことを指します。

窓(まど)
写真などの上に文字を配置する際に、写真の一部を透明にして文字を挿入することを指します。これにより、写真の一部と文字が重なることなく組版されます。

丸写真(まるしゃしん
人物写真を円形にトリミングしたり、パスポート写真のように円形に切り抜いたりして使用することを指します。

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見出し(みだし)
見出しは記事の案内役として機能します。読者が記事全体を読む前でも、内容が理解できるように工夫されています。例えば、広報紙などでよく見られる「○○について」というような見出しは、読者に親切ではないとされています。

見開き(みひらき)
雑誌や書籍、広報紙を開いたときの左右の両ページを指します。広報紙は通常見開き2ページの連続がありますので、見開き単位で統一感や変化を演出することが、誌面のデザインにおいて重要です。読者の目の動き(縦組みの場合、右上から左下へ)を考慮し、ノド(見開きの中央部分)に文字や図表を配置しないなどの配慮が基本です。特集や広報紙全体の中で、見開きの記事を効果的に配置していくことが求められます。

明朝(みんちょう)
代表的な書体の一つで、主に本文に利用されます。

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無線綴じ(むせんとじ)
糸や針金を使わずに、書物の背に接着剤を付けてとじる方法です。

無変換語(むへんかんご)
漢字表記ならすぐに理解できるのに、変換されずに仮名のままになっている語を指します。

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メーリングリスト(めーりんぐりすと)
特定のテーマについての情報を特定のユーザー間で電子メールを使って交換する仕組みです。多くの人とコミュニケーションする際に有効で、インターネット上には無数のメーリングリストが存在します。

メールマガジン(めーるまがじん)
電子メールを通じて配信される雑誌のことで、「メルマガ」と略されることもあります。様々な発行元から配信され、内容も時事問題から特定の分野の情報まで多岐にわたります。一部の業者では無料で配信システムを提供しています。

メールモニター/eモニター(めーるもにたー/いーもにたー
事前に登録した住民に電子メールを通じて定期的に行政情報を提供したり、アンケートを行ったりする仕組みです。一部の自治体では、市民からの意見や要望を気軽に収集する手段として導入されています。

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モアレ(もあれ)
カラー印刷時に網点や線が重なった際に生じる斑紋のことを指します。

文字情報(もじじょうほう)
原稿の内容全般を包括的に指す言葉で、本文や見出し、タイトル、前付け(まえがき、目次、口絵、凡例など)や後付け(あとがき、索引、年表、注、参考文献など)などが含まれます。

モノクローム・フィルム(ものくろーむ・ふぃるむ)
画像が黒から白までの濃淡で表現されたフィルムのことです。

モバイル(もばいる)
「移動できる」や「動きやすい」という意味を持ち、一般的には小型で軽量な高性能な情報通信機器やコンピューター端末を指す総称です。

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や行

役所用語(やくしょようご)
「前向きに善処する」「遺憾である」など、形式張った曖昧な表現や、「進捗(しんちょく)」「遡及(そきゅう)」などの難解な漢字、専門用語など、一般に理解しにくい言葉や用語のことを指します。

約物(やくもの)
()○♪↑などの記号類のことです。

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ユーザビリティ(ゆーざびりてぃ
国際規格ISO 9241-11では、「ユーザビリティ」とは「特定の利用状況・利用者によって、ある製品が、指定された目標を達成するために用いられる際の、有効さ、効率、利用者の満足度の度合い」と定義されています。ウェブサイトにおいては、サイトを訪れたユーザーが目的の情報を取得する過程で「使いやすい」と感じる度合いを示す設計要素を指します。

ユビキタス(ゆびきたす)
ラテン語の「いつでも、どこにでも存在する」という意味から派生し、日本では「ユビキタスコンピューティング」の略語として使われます。この概念は、場所や時間を問わずにコンピューターやネットワークを利用できる環境や技術を指します。

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要点筆記(ようてんひっき
取材時にコメントを書き留める際、重要な話題やキーワード、話の骨格など、特に力を注いでメモすることです。

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落丁(らくちょう)
書物で、ページの一部が欠落して製本されている状態を指します。

乱丁(らんちょう
書物で、ページが入れ替わって製本されている状態を指します。

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リーダー罫(りーだーけい
点線の罫線のことを指します。

リード(りーど)
記事の冒頭に書かれる前文のことを指します。

リスクマネジメント(りすくまねじめんと)
危機管理のことを指します。災害や事件、事故などが発生した際に備えて、適切な対策を講じることが含まれます。広報活動においても、緊急時に備えて組織内の体制や対応策を検討し、マニュアルなどにまとめておく必要があります。

両流れ(りょうながれ)
レイアウト処理の一種で、段組のレイアウトにおいて、記事の続きが下段に移る際に、続きの位置が分かりにくい状態を指します。

リライト(りらいと)
原稿を書き直すことを指します。

リンク(りんく)
情報やページ同士をつなげる仕組みのことを指します。特にウェブサイトにおいては、クリックによって別のページに移動する機能を指します。

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ルビ(るび)
漢字の上に振る仮名のことを指します。全ての漢字にルビを付ける場合を「総ルビ」と言います。

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レイアウトソフト(れいあうとそふと)
DTP(デスクトップパブリッシング)作業に使用されるソフトウェアのことです。文字組みや画像の配置など、紙面のデザインを行う際に利用されます。例えば、Adobe InDesign(アドビ インデザイン)やQuarkXPress(クオーク エキスプレス)などがあります。

レタッチ(れたっち)
写真や画像の調整作業を指します。色調の修正やキズの修復などが含まれます。

レタリング(れたりんぐ)
文字を図案化してデザインすることを指します。

レフ板(れふばん)
被写体に光を反射させて明るさを補うための板のことを指します。

レリーズ(れりーず)
シャッターと連動する細長い装置を指します。

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ロゴタイプ(ろごたいぷ)
文字を組み合わせて、書物のタイトルや商品名を図案化したものを指します。

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わ行

割り付け(わりつけ)
ページレイアウトのことを指します。レイアウト用紙のことを割り付け用紙とも言います。

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        まとめ

        今回は社内報に関連する用語を一覧でご紹介しました。

        社内報は、企業と従業員とのコミュニケーションツールとして重要な役割を果たしています。
        今後の社内報制作において、学んだ知識を活かし、新たなアイデアを生かすことで、より魅力的で効果的なコミュニケーションツールを生み出していきましょう。

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        プロモーションチーム 村上恵美

        筆者:プロモーションチーム ディレクター 村上恵美

        某音楽配信サイトのプロモーションチームに配属。サイト運営をしながら、主にアーティストのキャッチコピーなどライティング業務にも従事。ECサイトでは毎月100本の商品紹介文を作成し購買率の向上に貢献。2021年 「"はたらき"から、笑顔を」という会社のビジョンを熱く語る上司に魅了されスカイアークへ入社。SOLANOWAのシェア拡大に向け、Web、SNSなどのコンテンツ強化を中心に、プロモーション業務全般のディレクションを担当。

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